天聖経: 第487話

第十三章 平和メッセージ 7-8

7. 二〇〇七年元旦の祝祷

天宙天地の根源であられる万世の主人であり、栄光の王であられるお父様。勝利された主体権を行使した天一国六年をたった今、送りました。新たに天一国七年一月一日、元旦のこの朝に、神様の祝福がこの全天宙に、本然の姿勢をもって、本然の主人の権限をもってこの地に対し得る時代を迎えました。

双合十勝数を中心とした、数に対するすべてが、サタンの権限にあったものを還元、返還なさって、「双合十勝日」を定めました。絶対者であられる神様も、御自身を中心として全体に対することができる相対のない世界に独りでいては、絶対的な存在であられ、その存在の前に、絶対自由と絶対愛と唯一、不変、永遠の主流属性である愛の心情をもったとしても、対象的世界がないことによって、独り孤独な立場であることを、私たちは原理を通して学んだのでございます。

お父様、神様御自身が無形の二性性相の中和的存在として、格においてはアダム格を代表されるため、実体世界の中心となって余りある主人の位置に立つためには、男性と女性を代表する相対的関係を備えなくては、この全宇宙の存在世界の生命の源泉となる運動をすることができないのでございます。直線上では何の調和も成すことができず、端と端が遠くに離れていかざるを得ませんが、三点以後の四点、五点、八点、十点を中心として、新しい創造物に対し得る実体世界を存在させられたのが、お父様の創造の希望のこの大宇宙であることを、私たちは知っております。その中で、主人である真の主体と対象として、天地人真の父母を、この地に養成するための摂理の路程があったことを知っております。

エデンにおいて、天が保安措置をとって赤血球と白血球が一つになり、祝福を受けて完成する過程から、全体を保護できる保安の圏内の一つのみ言を残さなかったことにより、アダムとエバが「善悪の実を取って食べるな」という命令を受けましたが、そこに、その結果がどのようになるかということを、保安措置をとらないことによって、思いもよらない過程で堕落したその日から、天とこの宇宙全体は、切断され始めました。

神様の二性性相の中和的一体圏が正分合の実体をまとい、すべての万有の存在において主体対象世界の関係の核になり得る、創造的真の愛の主流的属性圏を中心として、絶対的であると同時に唯一的であり、唯一的であると同時に不変、永遠であられる主体対象、上下、前後の関係が一体化することによって、その上に一つの中心的核を中心として、万有のすべての存在の生態的な環境を調整するために、あなたの無形の二性性相を中心として、実体形状をまとうことによって、分立された父と母の実体圏を中心として、新しいあなたの理想的な愛を中心として、一つになるのです。

そうすることによって、再創造の歴史を、歴史過程を通して一代から数多くの代数を超えるたびに、還元一致できる一つの基準に戻ってきて発展し、限界線までも連結できる核の位置を中心として安着することによって、神様の愛と、神様の生命と、神様の血統圏に、すべての被造世界が和合統一できる理想的出発の顕現に対するようになります。その場において、私たち人類の先祖の祝福を完遂することによって、あなたが育ってこられた歴史性を身代わりし、あなたが創造した相対世界を身代わりする全体を、神様から実体であられる天地人真の父母様までの歴史的根源を、万物万象の個々全体を代表する真の真理の分性体として、和合、連帯、作動できるようになりました。

大宇宙が一つの生命体のように動かし得るこの宇宙を、真の愛の根と根幹を中心として、芽を中心として、一つの枝と一つの木のような全体を形成して、一心一体の自主的な天宙大主管の王の位置に、栄光の主人の位置にいらっしゃることができるのです。

そのようなお父様を失ってしまった事実、蕩減復帰という恨の歴史を経てこられた神様の歴史と、心情世界の中で、私たち人類の先祖が絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準の上に、万有の存在を設定していたすべてを、身代わりできる主体として、中心の核の設定を備えて相対世界を包括、許容できる理想圏を願ったすべてが、一つになれませんでした。

その日から今まで、再創造の歴史を繰り返してこられた神様の驚くべき再創造の苦労によって、一から数億万まで、繰り返して、繰り返して、繰り返して、十なら十一、二十一、百一、千一、億に一を中心として連結させて、連帯的な本来の創造、蘇生的根源とともに、包括的内容の一体圏と一和でき、一体となれるようにするための苦労によって歴史を蕩減復帰し、真の父母を通して、その一体圏を完成還元できる時代まで苦労してくださった恩賜に、感謝するものでございます。神様と人類が、父母と子女が、夫と妻が、兄と弟が、過去と現代と未来として全体世界が分立、分断、切断され、サタンが権限行使を自由に主張できる環境に対された、お父様の内情的心情の悲しみと恨の歴史を、真の父母を通して終えなければならない時代がまいりました。第一次家庭で失敗し、国家において復帰しようとしましたが、モーセを通して失敗し、イエス時代まで、失敗を繰り返して、数千年間、失敗の歴史を繰り返してきたのでございます。しかし、この地上に真の父母の本体を送り、失敗した根源の内容から失敗した結果の目的まで、完全に体験、体得して御存じの神様と、一心一体一念一核、定着統一一和できる世界に向かうことができるよう、解放、釈放の恩賜と栄光の神様の生命の光が、初めから終わりまで包容、活用することができ、すべての生命が新しく復活圏を迎えることができる時代を、迎えるようにしてくださった恩賜に感謝申し上げます。

お父様、この地上に故郷がなかったのであり、祖国がなかったのであり、父母がいなかったのであり、夫婦がいなかったのであり、兄弟がいなかったのであり、真の民族、真の人類がいなかったこのすべてのことを再び蕩減し、実体圏を立て、昔堕落した個人的家庭を越えて、世界の数千万の家庭を代身し、アダム以上に悲しかったすべての事情を、数多くの家庭を祝福することによって解怨成就いたしました。そうして新しい先祖の出発としてこれを制定できるよう、自主的な個性真理圏の家庭的な復活圏を私たちに伝授してくださることによって、天の栄光の権限を相続すると同時に、再創造、再生産、再完成の全体包括された内容の核と相対世界の力が作用する、大宇宙の権限全体まで、包括、活用できる一体圏理想の核の天宙を迎え、主人の権限を行使できる新しい天一国七年を迎えるようになりました。

今、この地上に神様の主権が成立しました。天宙平和、天地の平和の王国となり得る天一国が顕現したのでございます。顕現した基準は、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の上に万有の存在を創造したみ手の初めから締めくくりまでのすべてのものを、再び立てるようになりました。偽りの父母が過ったすべてのものを片づけでしまい、真に新しく新生復活した真の父母の真の愛の生命の権限をもって、すべての殻を剥ぎ取り、中身の中身、核心の核心である内的な一点から全宇宙の深い息をし得る脈と息を深く吸い込むことのできる、脈の焦点が回転運動の起源から拡大して宇宙の大運動世界まで、あなたの愛の脈拍が共に動じ静ずることのできる、自主的天上天下となり得る時代を迎えたのでございます。

この中で、神様の生命の血筋が連結されるように、その上に植え、これを育て、真の父母の一生は、今まで歴史時代の偽りの父母が植えたすべてのものを、個人時代の蕩減、家庭時代の蕩減、氏族、民族、国家時代の蕩減、五段階の蕩減基準の設定を願われました。そのようなあなたの摂理の前に、サタンの血統として植えられたすべてのものが、国家的基準において実を結び、不完全なものから始まったために、卵の世界でいう有精卵になることができずに無精卵になりました。そのことによって、有精卵の核となり得る、神様自体に内在して、億千万世前から包括された愛の核の場で培養してきた精子の出発が始まり、今まで安着の卵子を迎え、真の父母の血縁的関係を結着させ得る実を収めることができませんでした。

そのようなこの世界の上に、実体の真の父母の権限を完成した天宙天地人真の父母様の祝福の愛の基盤の上で、多くの子女をもって十二支派を越えることができ、三代までは七十二人、百二十人以上の祝福された相対世界の部類と部類、氏族と氏族、民族を連結させた理想権限に向かって糾合し、世界的な表象の位置で神様の勝利的保護の権限を伝授され、天宙として新しく蘇生し発展できる特権的、特許権的な新出発の解放、釈放圏をもって、きょう天一国六年を送りました。

天一国を完成させることができる七数と八数、九数、十数、十一数、全体の数を総合できる上下の対象圏まで包括した立場に立たなければなりません。主人の位置でこのすべての天宙圏の存在圏を新しい、十なら十一、億なら億一、億千万世を越えても一つの基準の前に帰還した、本然の実体を確立し、一心一体一念で定着した一体圏の呼吸していたすべての感覚一切が、私たちの動脈と静脈に流れるそのような循環の本然の基準の軌道に従い、今から解放、釈放の地上天国に向かって出動することができます。

この宇宙にあと残すべきものは、真の愛を中心とした相対関係において、左右関係と前後関係であり、左右関係と前後関係において、相対圏内の授け受ける和合を通して和合統一するのでございます。和合統一することによって、地上の本然のあなたの理想の実体圏を中心とした定着一和の世界を備え、解放、釈放の世界を越え、天一国の天宙を連合する中心の核の国家として、万国解放と万宇宙の釈放を宣布できる祖国光復はもちろんであり、天宙光復、四次アダム世界の心情圏の真ん中まで、この時間から一体となって再出動できる宣言の日として定め、発表できるのでございます。

今、きょうから、その理想と関係し、上には先祖、横には世界、縦には子孫までが一体となり、今から霊界にいる霊人たちと地上にいるアダムの実体を中心として、祝福を受けた家庭が和合一体となって、兄の位置と弟の位置が入れ替わり、子女と父が入れ替わり、おじいさんと孫が入れ替わることができるよう、新たに三六〇度転換しなければなりません。そのために、上を中心として、これが右側から左側に時計が回っていく方向に回っていける出発の歴史が、今、正月一日から全体を身代わりし、核から天宙、核圏相対の世界まで再出発することができるのでございます。この関係を通して、一心一体一念一核の自らの自主権限をもって行使できる、また主管、主張することができ、万福を統治、管理できる時代へと移譲できる新しい新天地の還元の歴史、その歴史が理想全体の上に結束の一体圏を中心として再出発できることを、真の父母のみ名によって許容申し上げます。

天地父母と天地人父母が一体となって、心と体に希望していた創造の起源から復帰の最終、最後の世界まで振り返り、朝と夕を越え、月と月を越え、年と年を越え、一年と一年を越え、世界と世界を越え、億万世の出発の一日から、億億万世の再び還元的数多くの一日の解放、太平聖代の王国が出発することができ、進展できるように賦与された天地父母様のみ前に、きょう元旦の新しい朝を通し、このすべての万宇宙、天上、地上全体世界に宣布いたします。

真の父母様の願いどおり、万有の存在は、絶対信仰の実体として、絶対愛の実体として、絶対服従の実体として、一体となった一つの姿として、すべてを収められることを願います。奪われてきた天のものを、今から二〇一三年一月十三日を中心として還元できるその日まで、私たちがすべての精誠を尽くし、宣布したこの日の目的完成の解放の解放、催促に催促をすることができる、安着自由奔放自主権時代へ進展することを、真の父母のみ名によって切に、切に報告し、お願い申し上げます。アーヂュ。アーヂュ。アーヂュ。お父様と息子が暮らせる一番の居間の主人の出発を賦与してください。感謝しながら、天の祝福が永遠に共にあるようにしてください。すべてのみ言を真の父母のみ名によって御報告申し上げ、釈放されますように!アーヂュ。(二〇〇七・一・一)

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8. 真のお父様の最後の祈り「すべて成し遂げた」

きょう、最終的な完成、完結を成し遂げてお父様のみ前にお返しし、今までの一生をお父様にお捧げすることを知っておりますので、そのみ旨のままに、今は、精誠を捧げてすべての生を終了する時間を迎え、堕落のなかった本然のエデンの園に帰り、エバが過ちを犯し、アダムが引っ掛かった責任分担を、すべて超越できるようになりました。

あらゆることに対する解放、釈放の権限をもち、誰であっても父母様のあとに従いさえすれば、四次元においても、十四次元においても、地獄に行く者を天国に入籍させることができ、四次元の入籍と十四人の息子、娘たちを中心として、氏族的メシヤが国家を代表する名称となって三百八十七の国々(アベル国連圏百九十四カ国、カイン国連圏百九十三カ国)さえ復帰すれば、すべてが終わることを宣布します。そのためのあらゆることを、すべて成し遂げました。すべて成し遂げました。アーヂュ。(二〇一二・八・一三)

Luke Higuchi