天聖経: 第407話

第十二篇 天一国

第四章 天一国のビジョンと責任

第三節 天一国時代の私たちの責任 39-43

39 天の父母様の願いと私たちの願いは、地の果てまで天の父母様を知らない人がいないようにすることです。それが私たちの責任です。天の父母様のために、死生決断、全力投球することによって、孝子、忠臣と呼ばれるようにならなければなりません。

 

40 私たちは、天のみ前に罪人です。天の恩賜の前に、あまりにも責任を果たせませんでした。「私はすべて成し遂げた」と誇れる人がいますか。歴史始まって以来、初めて迎える、あとにも先にもない「基元節」は祝福の日です。今度も皆さんは、代価なく受けるつもりですか、息子、娘の資格で受けるつもりですか。もう一度、先に行かれた真のお父様を思いながら、私たちは、麻の服を着た気持ちで悔い改めなければなりません(韓国の風習では喪に服する時に麻の服を着る)。

互いに赦す心がなければなりません。歴史の背後で苦難の蕩減復帰摂理歴史を導かれた天の父母様に、あまりにも面目がありません。すべてのものを惜しむことなく与えてくださり、誇らしい天一国の民になることを願われる真の父母様に対しても、私たちは、あまりにも資格がありません。あまりにも準備ができていません。どのようにしなければなりませんか。皆さん自身が、謙虚な姿勢で悔い改めの心をもち、再び天の哀れみを願う立場で「基元節」を迎えなければなりません。

 

41 全世界の祝福家庭は、天の前に一点の恥ずかしさもない期間をもたなければなりません。私は、「基元節」を通してあらゆる門を大きく開きました。真の父母様を中心にお迎えし、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で命が尽きる最後の瞬間まで、一片丹心、不屈の姿で忠孝烈の隊列に必ず立とうと決意しながら、行動によって実践する人には、誰彼を問わず、彼らのために大きく門を開いたのです。そのように決心して進み出れば、私たちの未来には蕩減がないでしょう。蕩減のない天一国時代を準備しなければなりません。そのようにするためには、責任を果たさなければならないのです。

 

42 皆さん全員が、忠孝烈の隊列に同参することを切に願います。私たちは、天一国の民を誕生させ、養育して国を広げていかなければなりません。この国だけではありません。全世界、七十億の人類を再び生み変えるときまで、死生決断、全力投球の姿勢で進まなければなりません。私たちは、天に奉献してさしあげなければならない国があります。まず、南北統一が成就されなければなりません。

ですから、私たち女性の役割が、どれほど重要でしょうか。特に、今からは娘の使命より母親の使命を果たさなければなりません。生命を生んであげ、養育しなければなりません。真のお父様が非常に大きな家を造ってくださったので、私たちが整理整頓し、家の中の模様をすべて整えなければなりません。それは私たちの責任なのです。

 

43 皆さんの精誠が、天には栄光であり、地には喜びになることを願います。永遠の天一国時代に、愛を受け、認められる天一国の民になることをお祈りいたします。私たちは、七十億の人類が天の父母様の民となるよう導くために最善を尽くし、その期間を早めることをもう一度決意しましょう。それでこそ、霊界に行ったときにも自由になれるのです。讒訴がない世界で暮らせるのです。地上で責任を果たせなければ、永遠の世界にまで讒訴が続きます。霊界では愛によって息をするというのですが、責任を果たせなければ、息をするのが苦しくなります。地上に体をもってとどまっているときに、責任を果たしてください。永遠の世界で自由に、天の父母様と真の父母様の前に進み出て、誇り得る皆さんになるようにお願いします。

Luke Higuchi