天聖経: 第384話
第十二篇 天一国
第二章 天一国の構造と定着
第四節 天一国入籍と定着 36-46
天一国定着と安着
36 天一国は神様の国です。神様の国は不変であり、絶対的です。神様の属性は、絶対、唯一、不変、永遠です。そのような四つの属性があります。誰もそれを変えることはできません。一旦定着すれば永遠です。今、堕落世界の方向は多様です。神様の創造理想は、一つの伝統的な人類歴史です。それが神様の本然の理想です。
37 天地父母統一安着宣布です!安着は、定着して生活を始めることです。その次に安息圏です。すべてのものが休むようになります。天の国の理想圏に酔いしれて暮らすのです。
争いや不足がなく、天上世界の環境的条件に歩調を合わせ、永遠に生きるのです。安息圏がそうなのです。ですから、どのような立場にいるのか知らなければなりません。天一国主体国勝利圏解放時代です。
38 今、天の国がありません。先生を通して神様の王権を樹立し、神様祖国定着大会を行って、天宙平和統一国、天一国を宣布しました。今から定着時代に入ります。定着ではなく安着です。定着は目的を見つめて行くべき道がありますが、安着は到着して休むことを意味するのです。神様の王権安着、神様の祖国安着、神様の天一国安着時代を迎えるためには、「私」の体と心が闘ってはいけません。一つにならなければなりません。
39 皆さんの体、心も二人です。一つにならなければ、天一国の民になれません。天国が漠然としていたというのです。個人の体と心が闘っていては、個人から国を完成することができません。
「天一国」と言えば、個人において体と心が一つになり、夫婦が一つになり、父母と子女が一つになり、兄弟が一つになり、家庭が定着するのです。それが一つにならなければ、定着はありません。
40 自由と平和と幸福の天一国の定着ではなく、安着です。定着は、動いて目的地を訪ねていき、とどまることを言いますが、安着は、定着したので今から生活を始めることです。定着をするときは、個人の体と心が一つになり、夫婦が一つになり、父母と子女が一つになり、その次に兄弟が一つにならなければなりません。ここで父親が抜けても、母親が抜けても、息子が抜けても、娘が抜けてもいけません。父子関係は、そのようになるのです。その次に、子女が祝福を受けて夫婦関係を結び、息子、娘を生んで定着します。三代を経てこそ、定着するのです。
41 天一国の次に、自主国です。自主国であると同時に、主体国と言ってもよいのです。自主国勝利圏解放時代なので、主体国天国時代だというのです。天一国は、主体国解放時代であり、その次に円一統一時代です。根本に帰ります。円一統一時代です。再び、「私」が合わせなければなりません。統一しなければならないのです。神様が統一してくれるのではありません。
42 今や最後の時です。それで、天一国と自主国勝利圏、主体国勝利圏です。神様を中心とした自主国勝利圏、また再臨主を中心とした自主国勝利圏というのは、主体国勝利圏です。神様が本来の中心である、主体国勝利圏解放時代です。その解放時代になったので、円一、根本である統一世界に帰っていくのです。これが最後です。
43 神様の王権樹立を中心として、太平聖代の天一国を宣布し、そのような土台の上に天一国安着を迎えるのです。その次には、自主国勝利圏解放時代になります。すべてのものが解放されたので、円一統一世界が来ます。本然の神様の創造理想の根本である、そこに統一時代を合わせるのです。その統一は、誰が合わせるのでしょうか。神様が合わせるのではなく、「私」が合わせなければなりません。家庭を完成したその基準をつくり、合わせなければならないのです。円一統一時代です。それで、エデンにおいて解放時代、天国に行くのに堂々とした名札がついているのです。
44 天一国、その次に自主国勝利圏解放の世界、その次には円一統一世界です。そこで統一されるのです。そうして世界が平準化され、すべてが解放の位置で解放圏が広がったので、その次には東西南北と前後左右にはばかることなく、本来の円一になるのです。
本来の一つの原則である神様の創造の根本、創造の構想から実践まで、全体をそこに合わせなければならないのですが、神様が合わせてくれるのではありません。私たちが合わせなければなりません。そのようにしてこそ、天国に入っていくのです。それが公式です。
45 天一国の自主国勝利圏解放時代です。自主国勝利圏解放時代は、すべての万物が堕落していない本然の位置に入っていき、個性真理体である自主自体の勝利圏を誇れる解放時代のことを意味します。解放時代が来たので、円一世界に帰ります。根本世界に帰るのです。根本世界には、サタンも存在せず、この地上に多くの国家はなく、一つしかありません。アダム一族を中心としてアダム氏族、アダム民族、アダム国家、アダム世界、アダム天宙です。神様の絶対愛、唯一愛、不変、永遠の愛を中心として絶対生命、唯一生命、永遠、不変の生命、絶対血統、唯一血統、永遠不変の血統を中心とした単一民族です。一本の木と同じです。
46 天一国は二人が一つになった国ですが、その次に三代を中心として、円一国になります。「円」の字に一つの国です。その次に統一世界、統一の国が現れるのです。天一国、円一国、統一国に発展しなければなりません。三対象目的と四位基台を完成しなければ、円一国になることができません。上下、前後、左右が完全に一つになるのです。