天聖経: 第381話
第十二篇 天一国
第二章 天一国の構造と定着
第三節 天一国の憲法と教本 36-38
第四節 天一国入籍と定着 1-8
第三節 天一国の憲法と教本 36-36 第三に、宗主としての責任完遂とともに、王権を成立するということです。氏族的メシヤの思想を中心として責任完遂をすることによって、王権が成立するというのです。このように、宗主権を中心として王権の位置に進めるのです。
37 第四に、天地が合徳することによって、天上王権と地上王権が成立するということです。これを通して天と地が一つになり、地上天国と天上天国になるのです。地上王権と天上王権が展開することによって、アダム創造の理想が幕を閉じるということです。
天一国国民誓約文
38 天一国の国民として召された私たちは、神様と勝利された平和の王、天地人真の父母様の天正宮博物館入宮・戴冠式を迎え、実体的平和理想世界王国時代の出帆を慶祝申し上げ、天地人真の父母様の天命に従い、神様の創造理想世界を天上天下に完成することをお誓いし、次のとおり宜誓いたします。
一つ、私たちは、真の心情文化実現と定着を通して、天の伝統を相続した共同体を形成し、すべての血族と民族を指導できる天一国の民族アイデンティティーを確立することをお誓いし、宣誓いたします。
一つ、私たちは、勝利された平和の王、天地人真の父母様を中心とした一つの主権、一つの国民、一つの国土、一つの文化を形成し、永遠の太平聖代の平和王国を創建することをお誓いし、宣誓いたします。
一つ、私たちは、分裂と対立によって綴られた先天時代の幕を閉じ、天が開いてくださった後天時代の新しい秩序と平和を守護する先鋒隊となり、世界一家族時代を開いていくことをお誓いし、宣誓いたします。
一つ、私たちは、霊肉一体化を完成することによって、神様の創造理想である天宙大家族を形成し、永遠の天宙平和理想世界を完成することをお誓いし、宣誓いたします。
第四節 天一国入籍と定着
1 今まで天の国への入籍がありませんでした。天の国に、国がなかったのです。家庭もなく、国もありませんでした。霊界に行くと、十人家族なら十人がみな、ばらばらになっているのです。しかし、これからはそうではありません。本来堕落しなかったならば、父母と一族が一緒に入っていくべき所が天国です。真の愛を中心として、祖父母から父母、自分たち夫婦、息子、娘が一つになって神様の真の愛をもつならば、そこには神様も絶対服従するのです。そのような愛の伝統に服従しながら、ために生きる愛だけをもって動くその世界、ために生きようとするその世界には、平和の基地が生じまいとしても生じざるを得ないというのです。
天一国入籍時代の開幕
2 これから入籍時代が来ます。ですから、皆さんが入籍するのです。神様の息子、娘として、神様のようになり、真の父母のようになりましたか。言葉は簡単ですが、簡単なことではありません。寝ても覚めても、このことを考えなければなりません。食べても寝ても、どこに行っても、これを考えなければならないというのです。そのためには、祖国で暮らしてから行かなければなりません。ですから、韓国語を学ばなければなりませんか、学んではいけませんか。人間には本来、二つ以上の言葉はありませんでした。ただ一つなのです。
3 この地上に来て、み旨を立てられなかったイエス様は、時代的な新婦の名を立てて真の父母を決定し、真の子女を立て、地上で相続権と入籍権を、天国の権限をもって入籍させられる権限を、ある程度は設けて逝かなければならないのですが、それができずに逝ったのです。入籍させるときは僕として入籍させますか。直系の息子、そうでなければ養子という名で入籍させておいてこそ、神様のみ前に相続を受けるのです。相続権内に同参(一緒に参加する)できるということです。
4 皆さんは、これから故郷に帰り、自分の血族はもちろん、環境的条件をいかに早く拡大させるかという闘いを起こすのです。競争が起こるというのです。そうして、どの支派に属しても、故郷に帰ってその根とともに支派編成をするのです。東西南北の枝のどこに属すかというのです。その枝が策定されて、本籍へ登録し始める時が来ます。人種差別や文明国、発展途上国というものはないというのです。
5 皆さんの故郷は、故郷ではありません。国が故郷になる時が来ました。そのため、皆さんが向こうの国に行けば、国の境界線がなくなるのです。今は故郷という限界がありますが、このようなことをしておけば、霊界に行っても国境なく連結できるのです。故郷の地のどこにでも連結される、地上天国の基盤になるのです。そうして、すべての国家の戸籍に入籍することが、そのまま天の国に編入されることになるのです。堕落しないで繁殖した人間の故郷が天の国の故郷に置き換えられるので、天の国に生まれた立場で接ぎ木して、天国に入っていくのです。
6 今後、入籍することになります。南北が統一されるときには、世界の統一教会の祝福を受けた家庭の中で、み旨にかなって行動をしたすべての人は、氏族を越えて入籍するのです。先生の力によって南北が統一されれば、法をつくり、世界の統一教会の忠臣を代表民族として、種を受ける民族として立てようというのです。そのようにするからと言って、誰も反対することはできないでしょう。
7 今後、統一教会を中心として祖国をつくることによって、大韓民国を中心として入籍する時が来るので、今まで動員されたすべての人々は、今後、大韓民国の土地を買える時が来るのです。先生を中心として大韓民国を動かせるならば、西洋にある自分のすべてのものを売って、大韓民国にある小さな小屋と取り換えなければならない時が来るというのです。
8 南北が統一されて、その祝福を受けた人たちによって国が成し遂げられれば、入籍時代に入るのです。真の父母様を中心として血族になれば、入籍時代に入ります。平面的に人類が一度に祝福を受けて入籍することによって、数千万代の先祖が決定されるというのです。平面的に同じ日に祝福を受けても、その中で数千代の先祖の差がつきます。恐ろしい時代が来るというのです。