天聖経: 第207話
日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー
第七篇 地上生活と霊界
第三章 永生のための地上生活
第三節 霊性の啓発と霊界の体恤 18-19
第四節 祝福家庭と永生 1-8
18 啓示の段階を過ぎれば、次は黙示の段階です。一日中霊界に入って体験をする、などというものです。そのような世界にまでつながります。神様に対する生活的な感情圏まで到達することができます。皆さんがこのような体恤的な信仰をしなければ、偉大な天のみ旨の結果世界を、私たちの生活舞台に適用させることができません。ですから、体験をもたない信仰者は、信じることができません。体恤的な信仰がどれほど高貴かということを、皆さんが知って啓発していかなければなりません。
その次に、歴史というものがあります。霊的な力が、電気作用と同じように入ってきます。高圧電流に接したときと同じような力が訪ねてくるようになれば、私たちの意識より強い力が入ってくるので、それは別の世界の意識なのです。
19 体恤するためには必ず祈らなければならず、精誠を尽くさなければなりません。そこで現れる啓示や夢の啓示を絶対に無視してはいけません。それを調整して、現実的生活圏内に、実践舞台にいかに適用させるかということが、信仰生活において最も重要です。
第四節 祝福家庭と永生
1 祝福結婚と永生は、真の父母から始まります。真の父母でなければできません。真の父母がこのような途方もない内容を解決し、霊界と肉界の統一、地上世界の統一をしなければなりません。世界が先生に反対しても、従ってくるようになっています。
神様のみ前に行って印を受けなければ、霊界統一と地上統一ができないのです。どんなに地上が反対しても、先生が行く道を阻むことはできません。天使世界と霊界が動員され、先祖たちが動員されて、「行かない」と言えば、夢でうなされ、首を押さえつける、そのようにサタンに代わって行動を起こす時が来るというのです。
祝福家庭は天国の門の鍵
2 結婚して初愛を交わす瞬間は、男性として完成する場です。すべての神様のプラス世界、すべての男性型、右弦型を代表するアンテナとして、すべての神様のマイナス世界、すべての女性型、左弦型を代表するアンテナとして君臨するのです。アンテナのてっぺんで陰電気と陽電気が出会う、正にその場と同じです。
女性と男性が愛し合うその場は、男性完成と女性完成をする場なのです。天地の中心として地上に定着できる愛の王宮がそこから始まるのです。初めて愛の本源地が出発し、生命がそこから連結されるのです。血統がそこから連結されます。それと同時に、そこから国が生まれるようになります。地上天国、天上天国が、初愛の門を開くその場から、愛から始まるのです。
3 統一教会で言う祝福は、堕落した人類が、必ず行くべき道です。いくら反対したとしても、霊界と肉界をつなげて入らなければならない、非常に重大な問題になるのが祝福です。今日、一般の宗教を信じる人は、救いというと、個人の救いだけを考えます。自分がよく信じれば、天国に行くと信じるのです。しかし、本来の神様の理想について考えてみるとき、天国は一人で行くようになっていません。愛する夫婦、愛する家族が共に入るようになっています。
4 天国の門の鍵は、誰がもっているのでしょうか。アダムとエバが天国の鍵をもって、個人的、家庭、氏族、民族、国家的に門を開かなければなりませんでした。既に祝福家庭を編成したので、これを世界版図で連合し、霊界と肉界の合作により一元化された統一的な祝福基盤の上で天国の門を開くことによって、アダムとエバから数千万年空いていた天国を一度に満たすのです。
5 天国は一人では行けません。天国は、必ず相対理想を決定してこそ、天国の門を通じて入っていくようになっているので、堕落人間が天国に入っていくためには、復帰の歴史、復活の歴史、再創造の歴史を経なければなりません。皆さんに祝福してあげることは、天国の門を大きく開いておくことです。皆さんの前に天国の門が閉まっていたので、祝福によって開いてあげるのです。
門を開いて入っていくには、一人では入っていくことができません。家庭が入っていきます。息子、娘と入っていかなければならないという話です。家庭は、歴史的であり、そのすべての実績を備えています。神様の六千年の復帰歴史が一次アダム、二次アダム、三次アダム時代を経たので、三人の息子を経て、その三人の息子まで相対理念を立てておかなければなりません。ですから、家庭的に入っていくのです。
6 天上世界と地上世界のすべてが、真の父母の愛の門を経て入っていく世界が天国です。アダムとエバが堕落せずに真の父母の愛を通して天国に入れば、万民にとって家庭のモデルになっていたはずです。一つの本然的なモデルの家庭形態が天国に入るのです。そうすることによって、その伝統的な歴史を受け継いだ天の皇族圏の愛を連結したすべての家庭は、一つの中心の幹に対して東西南北の枝のようなものになります。ですから、同じ圏内は統合されるという原則によって天国に入るのです。そうしてこそ統一世界になります。
7 宇宙の原則は、父母と夫婦と息子、娘、この三段階が一つになって四位基台を形成するようになっています。それで、この宇宙の原則に対する不合格者は、合格圏内から追放されるので、苦痛を感じるのです。三段階を中心として、神様とアダムとエバを中心として、縦的世界と横的世界が展開するのです。これが原則です。ですから、アダムとエバの息子、娘がいてこそ、横的な世界が展開するのです。これが大きくなれば、縦的な世界が自然に生まれます。それで、体の横的基準が息子、娘であり、心の横的基準が霊界です。そこで初めて、神様が霊界にも肉界にも一緒に行くことができるので、地上に天国が実現するのです。
8 成約時代とは何でしょうか。家庭定着です。家庭定着から氏族、民族、国家定着です。それで、天一国安着を宣布したのです。これですべて終わりました。霊界と肉界が一つになるのです。霊界も、地獄から楽園、天国に行く道がすべて開かれました。その決定的な整備は、地上でするようになっているのであって、霊界ではできないのです。聖書の中に、王権樹立という言葉がありますか。祖国という言葉がありますか。選民圏という言葉はありますが、祝福の門を経なければなりません。選民だからといって、祝福を受けずに天国に行くのではありません。信仰の道は、すべて祝福を受けることに合わせなければならないのです。