天聖経: 第173話
日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー
第六篇 真の万物
第四章 自然と海についてのビジョン
第二節 源焦万物博物館 1-13
1 人間が堕落することによって、万物までも犠牲になり、主人としての責任を果たせませんでした。それらを愛で抱いて天のみ前に連結させることによって、天の下の自然界と連結されるのです。それを誰が連結させなければなりませんか。アダムとエバが分離させたので、アダムとエバとして完成した祝福家庭が連結させることによって、天上世界と地上世界を標準化させるのです。
この水平に広がった平原のような澄んだ水で、万物が幸福の土台として躍動し、生きている姿を神様が見つめられるようにするのです。また後代の人々もそのような思いをもって、ブラジルにあるパンタナールの万物を見つめ、神様が造られた本然の心を感じてみようという思いをもつのです。その思いが一致しなかったことに対する無念な思いを解消させ、神様と真の父母と同じ心の一致圏に、自分が万物と共に参与できてこそ、主人の資格が決定するのです。ですから、パンタナールは重要な所なのです。それでアマゾン流域が、これから人類の大革新を行える一つの素材だというのです。
南米ジャルジンで新エデン建設
2 ジャルジンがどれほど不便でしょうか。もう行きたくないと思うジャルジンを、どんな所よりも懐かしく思わなければなりません。行きたくて泣き、月を見ながらも慕い、太陽を見ながらも慕い、その太陽の下で統治される生命体、すべての万物を見て自分の心情を吐露し、恨の神様の祭物条件となるものを、すべて心で洗ってしまわなければなりません。ジャルジンは源焦地です。創造物自体が総合的に一つの博物館のように集まっている源焦地だというのです。ジャルジンは焦点地域です。万物創造の焦点だというのです。原初の生物が生息するそこに行き、三年以上血と汗を流さなければなりません。労働を三年間しなければならないというのです。なぜでしょうか。祖国光復のためです。水の中でそれをするのです。水は世の中を象徴するので、水の中で天国を建設しなければなりません。父母様が立てたのと同じように、皆さんがそれをしなければなりません。
3 人間の堕落によって破壊されたものを、早く復帰して管理し、絶滅しかけた種をここから再び世界に拡張させなければなりません。したがって、鳥博物館を造らなければなりません。鳥も千五百種類います。千五百種類の鳥博物館を造り、昆虫博物館を造らなければなりません。それを造っておけば、ここは摂理のみ旨の中で登場した所なので、世界の人々が息子、娘の教育場所として訪問するのです。神様がお造りになったものを見て喜ばれたその事実を目にし、喜ぶ環境を造るためにジャルジンを開発するのです。ジャルジンはエデンだということです。
4 ジャルジンの農場では、たくさんの種類のおうむを飼っています。おうむも自然の中で人々と一緒に暮らすことができ、だちょうも餌をあげればしきりに寄ってきます。人に慣れているので、人が行って餌をあげても逃げていきません。神様が造り、それを見て喜んだのと同じように、アダムのように遊び回る世界を造ってみようというのです。先生は今、その仕事をしているのです。
5 水は、いくら汚れていても、水平を取ることができます。人も、いくら出来が悪くても、水平は取れなければなりません。先生がジャルジンにいるからといって、ブラジルとは関係ありません。ここには五色人種が生活していますが、言葉は通じなくても別の種とは思わないのです。自分の親戚であり、自分の弟妹であり、みな六千年間離れて暮らしたのちに再び出会った人々なので、言葉にできない事情を乗り越え、習慣と風習が通じなくても、自然に懐かしく思い、受け入れているのです。
6 ジャルジンの四百キロメートル内外に、何の魚が棲んでいるか、先生が調査しました。蚊に刺されながら調査したのです。お金が必要だからそのようにしたのでしょうか。名誉が必要だからそのようにしたのでしょうか。政治的な背景が必要だからそのようにしたのでしょうか。死んでいく人を生かすためです。彼らは兄弟です。先生がこのようなことを考えなければ、誰が万民を救ってくれますか。どの政治家、どの国の主権がそのようなことを考えますか。このような基盤をもち、その地から出てくるすべての原材料を売り、輸出するのです。彼らがしようとするとおりにしてあげるのです。工場が必要であれば工場を造り、何かが必要であればそれを出してあげるのです。
7 広大な草原地帯に無数の果物があり、無数の鳥、無数の動物がいます。いない動物がないのです。ありとあらゆる動物が、すべています。水がある所には魚がいくらでもいます。女性が夕食を作るときに、夕食のおかずになる物がなければ、川の水が流れる裏口の外で釣りをして魚を釣り、それを天ぷらにして食べることもできます。ブラジルは、そのような国です。世界にそのような所は、そこしかありません。投網を一度投げれば、魚がひとかますもかかるのです。
8 ジャルジンでは、春夏秋冬の季節を超越し、養殖をすることができます。ですから、魚を養殖して、釣り場に供給できる世界的な場所になるのです。先生が関心をもつものとは何でしょうか。ここにパンタナールの湿地帯があるのですが、ここには数多くの魚がいます。これを捕まえて養殖場で養殖し、三千六百個の釣り場を造るのです。その魚を養殖する方法を開発し、世界の至る所でこのような場所を拡張するのです。
パンタナール聖地
9 韓国から見れば、パンタナールは極と極です。日本から見てもそうです。パンタナールは地球の果てだというのです。そこには源焦聖地があり、根源聖地があり、勝利聖地があります。そこはエデンの出発基地です。基地というのは、完成した父母様が初めて愛の基礎をつくったところを意味します。
根源聖地がパンタナールにあるホテルに設定されていますが、そこは水があっても何があっても、何の問題もありません。水上宮殿を造るというのです。人間が苦労するとしても、
世界において永遠に褒めたたえられる聖地を準備しておかなければなりません。そのようになれば、その努力の結果が現れるので、その努力を誰が最初に始めるかというのが問題です。聖地を守り、聖地の名前を高らかにするのは、日本の国家的メシヤがしなければなりません。それで、パンタナールの管理に、日本の国家的メシヤが行っているのです。
10 パンタナールは動物でも植物でも、本来神様が創造した源焦的な宝庫になる所です。それを先生が守り、保護するための世界的な運動を起こしているのです。
11 日本の二倍にもなる湖がパンタナールの湖です。パンタナールの湖には数多くの魚が棲んでいます。それで、その水や水温、そこの立地条件と環境など、すべてが同じ条件の湖は世界的にどれくらいあり、水がどれほど多くあるか、これを分科別に研究し、養殖ができる所を造るのです。そうすれば、世界的に養殖を展開できるのです。全世界の専門的な水産物研究班を中心として、どんな水、どんな温度、どんな地域に何の魚が棲むかということを研究するのです。
12 パンタナールには、草や魚の種類がたくさんあります。魚の種類も多いのです。アマゾン川よりも多くの種類の魚がいるのです。その種類を考えてみてください。ですから、すべての万物、草や穀物や木など、数多くの種類があるのですが、神様が洪吉童(ホンギルドン)(同名の小説の主人公)のように「このようになれ」と言って、そのようになったのではありません。すべて考えがあり、構造的なすべての内容が自然界の法度と気候条件に合うように、照らし合わせて万物を造ったというのです。
13 パンタナールは、神様が創造した源焦的なすべての万物が集約された所です。先生がなぜここに来たのでしょうか。先生だけが来たのではありません。神様がついてきて、歴史的に犠牲となったすべての万物を愛するのです。ノアの時代に、魚は裁きを受けませんでした。裁きを受けなかった魚たちと関係を結ぶことによって、万物が解怨、蕩減して戻っていける道を築こうと、パンタナールに来たのです。神様が造った万物を愛さなければなりません。先生がこれを保護する責任があります。種をもっと繁殖させなければなりません。神様が創造したときよりも、種を滅ぼし、減らしてはいけないのです。