天聖経: 第132話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第五篇 真の家庭

第二章 本然の男女の愛と祝福結婚

第五節 祝福家庭の責任と入籍 8-17

8 嫁いでいく花嫁が新郎についていくようになれば、籍を移さなければなりません。そのような人は、自分が生まれた本然の籍を抹消し、ほかの所に移さなければなりません。この地上に住んでいるすべての人は故郷をもっています。その故郷で生まれると同時に、その国ならば国に入籍するようになります。入籍することによってその家の父母の息子であることが証明され、その国の民であることが証明されます。その国がある限り、その父母がいる限り、入籍した子女を取り除いてしまうことはできません。

 

9 これから入籍する時が来ます。先生の一族、皇族圏を中心として連結されるところに、皆さんが加入するための入籍時代が来ます。しかし、入籍時代が来ても氏族復帰ができていない人は、ここに入籍することができません。十二支派と同じです。氏族復帰をする前には入籍することができません。人々が氏族復帰のこの内容を知るようになれば、統一教会に先に入ろうと、群れをなして押しかけます。

入籍するときは、どのようになるのでしょうか。今までは、人からあらゆる万物まで神様の所有ではありませんでした。サタンの愛によってサタンのものとなっていたものを、今、神様のみ旨を成し遂げた先生を中心として、息子、娘と万物を探し立てなければなりません。今、先生には国がありません。国を探さなければならないのです。

 

10 皆さんには今後、入籍の時期があります。祝福を受けることは、入籍することではありません。これは象徴的な入籍でしかありません。ですから、私たちは入籍できる国を求めていくのです。その国は、どのような国でしょうか。主権は父母を身代わりし、民は息子を身代わりし、国土は物質を身代わりして、三位一体を形成する国です。国家を形成するためには、主権がなければならず、民がいなければならず、国土がなければなりません。宗教も同じです。

 

11 アダムとエバが家庭的に堕落することによって、サタンの前にすべてのものが入籍したのと同じように、今度は皆さんの家庭を中心として、皆さんの国と全体が入っていき、天のみ前に入籍して戻ってこなければなりません。これが原理です。堕落するとき、家庭を中心として堕落しました。ですから、それを蕩減しなければなりません。この原理があるので、世界の大統領がいるとすれば、その国を天のみ前に登録しなければなりません。登録する日には、その国全体が救われるというのです。

 

12 神様の愛を受け、真の父母の愛を永遠に受けることのできる息子、娘の立場に入籍しなければなりません。これから入籍しようというのです。天の国の生命録(生命の書)に入籍しようというのです。新しい「真の父母主義」、「神主義」を中心として、新しい入籍が始まると同時に、支派編成が始まらなければなりません。イエス様の十二弟子、十二支派などのように、支派編成をしようというのです。

 

13 就一教会の祝福は、教会祝福であって国家祝福ではありません。世界祝福まで三段階を越えていかなければなりません。教会祝福時代を経て、南北統一をして、一つの国をもって天の国を中心とした祝福時代が国家祝福時代であり、その次は地上・天上世界が一つになる祝福時代です。三大祝福圏時代を越えなければなりません。

アダム一代で成し遂げていたはずのものを、再臨時代になって先生の一代ですべて終えなければなりません。二〇〇〇年までに世界的な祝福を一度にしなければならないのです。それで本格的な入籍になるのです。

 

14 統一教会の結婚は、三段階を越えていきます。教会祝福、国家祝福、世界祝福です。ですから、今、祝福を受けた家庭が今までの段階を越えていかなければなりません。本来は蕩減条件がない解放された人々が結婚するはずなのですが、蕩減条件に引っ掛かっています。教会の前に迫害する国があり、国の前に世界があるので、これを越えていかなければなりません。

したがって、家庭を導き、迫害のない解放された立場に越えていき、一つの統一された世界において、アダム家庭で天が祝福していた相続圏が始まるのです。解放が始まるのです。ですから、教会圏、国家圏、世界圏があります。世界的な王権復帰の圏を越えていき、サタン世界の讒訴圏を抜け出すことによって、地上、天上世界の解放が始まるので、その位置に上がって祝福を受けなければなりません。

 

15 救いの道は、皆さんが今まで生きてきた、ただそのままの習慣的な生活を通して得ることができるものではありません。完全に蕩減の道を行かなければなりません。救援摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は再創造摂理です。ですから、再創造されるためには、堕落する前と同じように、本然の位置、ゼロの位置に帰らなければなりません。そこには意識もなく、習慣もなく、今自分がもっている金氏だとか李氏だとか、このような姓もありません。そのようなゼロの位置に帰らなければなりません。天の創造本然の基準から考えれば、造られたすべての万物は、ゼロから出発したのです。

 

16 皆さんは、絶対信仰、絶対愛、絶対服従する立場に立たなければなりません。エデンの園の家庭には、自分の所有物はありません。神様の絶対愛で一つになった息子、娘にさえなれば、この宇宙すべてが息子、娘に相続されるので、自分の所有になるというのです。愛によって一つになれば、「私」のものとなるのです。

 

17 皆さんが祝福を受ければ、絶対に堕落してはいけません。堕落すれば、どのようなことが起こりますか。真の父母が来て救援できる時代は過ぎ去ります。祝福は、変わつてしまった血統を完全に転換し、三時代の先祖を代表した王権を受け継いだものです。その血統は、千年、万年たっても、汚してはいけません。汚れた血統を受けてはいけないのです。純潔を守らなければなりません。深刻だというのです。「真の父母の名によってお赦しください」と、赦しを乞うことができません。純潔な血統を残さなければならないのです。

Luke Higuchi