天聖経: 第328話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第十篇 平和思想

第四章 世界平和のための構想

第五節 世界平和のための機構 10-22

10 世界的に先生が準備しておいたあらゆる著名人を中心として、「世界平和連合」をつくって、心と体が分かれたものを一つにしなければなりません。宗教とこの外的世界を一つにしなければ、平和の世界が絶対に訪れません。そして、先生は、学者世界の組織をもっています。百カ国以上に学者組織をもっています。これは強力な組織です。

その次に、言論界をもっています。言論界を束ねました。その次には、頂上会議、全世界のトップクラスたちを束ねておきました。思想界においては頂上の位置に上がってきたのです。トップの位置に上がってきました。

また、科学技術においても、先生にかないません、ドイツの機械技術と日本の電子科学技術を導いています。その次には、金融界も同じです。今後、アメリカが世界最大の借金国になることによって、ドル貨幣が没落して世界経済恐慌時代が来ます。既に八年前から対策を購じています。このような全般的な問題を中心として、先生が世界の中心になっているのです。

 

11 先生は、アメリカで「国際司法協会」をつくりました。なぜそれをつくったのでしょうか。ロシアや中国、北朝鮮は、いまだに人権蹂躙が横行している状況です。それで先生が、世界救済の先頭に立って万民を正しく平和の道に導くためには、この裁判制度を正しく確立しなければならないと思ったのです。そのような意味で、この「国際司法協会」をつくったのです。

 

12 私たちが行く道は、国を復帰するものです。国を取り戻すには、超国家的基準で取り戻さなければなりません。そうするためには、国連を背景として一つの国を取り戻さなければなりませんが、国連が話を聞かないので「島嶼国家連合」をつくったのです。これはアベル的国連です。その次には「半島国家連合」をつくりました。そうして六大州の国家連合をつくっておいたのです。

 

13 今は王権復帰時代なので、「島嶼国家連合」、「半島国家連合」、「大陸国家連合」をつくりました。使命を果たせないときは、北米大陸は放棄してもかまいません。アジアと南米を中心として、カイン・アベルで結べばいいのです。そのような時代になります。国家定着の摂理観を超越するために世界を回るのです。中心を求めれば三六〇度回るのです。世界の国家を思いのままに選べる権限があるのです。

 

14 「島嶼国家連合」をつくって「半島国家連合」、「大陸国家連合」をつくって新しい国連を構成できる基盤を築き上げました。それで、宗教国連、女性国連、青年国連、学生国連に加入させなければなりません。これが四大国連です。アダム家庭で心と体が分かれたので、長子圏と次子圏が一つにならなければなりません。そして、来られる主を国連が迎えることができなかったので、国連が真の父母の日、真の子女の日、真の万物の日を設定してお祝いする日には、統一天下が広がるのです。

 

平和大使と分捧王

15 平和大使は天の国の大使です。サタン世界を整備するための大使だということを知らなければなりません。父母様を身代わりした長男の立場に立てるのです。神様の主権定着時代の旗手になることができる人々です。

 

16 平和大使がならなければならないのは、父母様の代身です。サタン側におけるカインと同じですが、カインではありません。兄として弟の立場で奉仕しなさいというのです。国に奉仕し、統一運動に協力しなさいというのです。

 

17 大使というのは、その国の特使です。その国を代表して、どこに行ってもあらゆる権限を代行できるのです。それでは、平和大使とは何でしょうか。神様の王権が樹立され、天の国の全権を分配された人々が、天の国の大使です。天の国の平和のための大使だというのです。

 

18 男性の平和大使は父の代身であり、女性の平和大使は母の代身です。国の父と母として神様の代わりに愛の心情をもって、その国の息子、娘のために犠牲になりながら、投入して忘れるための政治体制ができ、そのような一国の形態ができることによって、地上天国と天上天国が完結し、天上解放と地上解放、神様、父母、万民解放万万歳の世界になり、理想世界が自動的に形成されるのです。

 

19 先祖たちが祝福を受ければ、天使長家庭のようになって、地上に橋を架けるのです。その中間の橋とは何でしょうか。功績なしに天使長の立場に立ったのが平和大使です。イエス様を中心としてユダヤ教とイスラエルの国が一つになったなら、家庭を編成して平和大使を派遣するのです。そのような平和大使、百二十人を派遺できませんでしたが、それを再び蕩減するのです。失敗したものをみな蕩減しなければならないのです。

 

20 平和大使は天使長です。シオニズム以上、パレスチナのムスリム以上にならなければなりません。統一教会しかそのような人はいません。死地に自発的に行って、平和の門を開けようとするのですが、それは決壊した大きなダムを塞ぐのと同じです。体に鉄甲をつけた軍隊を一度に投入して犠牲にすることができ、服と骨と肉を混ぜて幾重にも防いで穴を処理することができ、一個師団で防ごうとして、一個師団が一度に死んだとしても実行できる群れがいてこそ、そのダムを塞いで平和の農地を維持し、暮らすことができるのです。そのくらい犠牲になれる群れが現れるならば、世界平和を完成することができるのです。

 

21 先生が計画するとおり、青年平和大使、中高等学校平和大使、小学校平和大使、幼稚園平和大使を中心とした新しい平和大使体制を中心として、完全に一つになれるようにしなければなりません。幼稚園から大学、社会の重鎮まで、どの村でも平和大使の名をもってするので、一つの道で行かざるを得ません。私たちが暮らす所では戦争はあり得ず、父母の前に不孝だとか国の前に不忠をすることはあり得ないのです。

 

22 国家的メシヤは、ローマ帝国を中心としたたくさんの国の分封王と同じです。その国のアベル的王です。その国の主権者はカインですが、そのカイン世界全体をアベル王である国家的メシヤが抱き込まなければなりません。ですから、国家的メシヤは世界的メシヤに連結されなければなりません。世界的メシヤは来られる再臨主です。国家的メシヤは世界的メシヤの前に絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければなりません。そこに自分の意見や意志があれば、平衡が取れません。自己主張をすれば、必ずぶつかるようになっているのです。

Luke Higuchi