天聖経: 第267話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第九篇 家庭教会と氏族的メシヤ

第一章 家庭教会

第四節 訓読会と家庭教会運動 21-24

第二章 氏族的メシヤ

 第一節 氏族的メシヤの宣布1-3

21 先生は、皆さんを私の母と父よりもっと愛しました。一生をすべて統一教会のために生き、血と涙の出る事情を経て満たしていくのです。個人を満たし、家庭を満たし、氏族を満たし、民族を満たし、国家を満たし、世界を満たしていくのです。満たさなければサタンが離れません。それで、先生がアメリカへ行き、千辛万苦の受難の道を歩んだのです。そして、ソ連を救うために準備しているのです。今やすべて成し遂げたので、故郷に帰ってきて統班撃破をするのです。

 

22 本然の故郷の地に帰らなければなりません。これが原理観です。ですから、今、「韓国で還故郷をしなさい」と言ったのです。自分の村の統班撃破を完遂した基盤の上に、国家基盤を完遂しなければなりません。各家庭の出発点を立てて、蘇生、長成、完成に通じるのです。家庭は蘇生であり、統班は氏族として長成であり、国家が完成になります。家庭にこの三つが連結されなければなりません。そのようにしなければ、氏族を連結できず、国家を連結できず、世界を連結できません。皆さんがこのように拡張していくことによって、サタンの隠れる所がなくなります。きれいに清算するのです。皆さんは、すぐにそのような基盤を築けます。迫害がないというのです。皆さんを歓迎できる基盤がすべて準備されているのです。

 

23 統班撃破は、銃剣で脅迫し、恐喝しなさいということではありません。愛のみ言と愛の実践を通して夜も昼も活動するならば、老人たちがたばこを吸い、酒を飲みながらも、あるいは悪いことをしながらも、「うちの息子、娘にもあの人たちを見習わせなければ」と統一教会を褒めるのです。そうすれば、酒好きの悪魔がそこにくっついていても、逃げていくというのです。けんかしていた者たちも、統一教会に入教してからはけんかしないのを見て、「うちの息子、娘も統一教会の教会員のようにならないといけない」と思えば、サタンは逃げていくのです。

すべての面において、原理原則を代表した一つの立て札となり、家庭に先祖の標的を立てなければなりません。先祖の中の先祖が真の父母なのです。

 

24 統班撃破の組織さえ完了すれば、家ごとに旗を掲げた竿を立て、統一教会の人が一日に三人出入りしても喜ぶことのできる家庭にさえなれば、すべて救われます。ですから、先生が世話をするのです。先生を中心として成就されたすべての事実、先生のみ言から始まって、精神的分野と物質的分野で恵沢を受けさせました。そのような段階まで来たのです。

ですから、父母様を宣布して歓迎することによって、世界の頂上を越えて、サタンが今まで舞台としてきたこの地球星を踏んで上がっていき、韓国に帰ってきて天の国と連結させ、王権定着宣布式ができる時になりました。上から押さえるのです。精神を統一すれば、何も言えません。拳で殴るのではありません。思いだけですべて制圧できる時が来るというのです。

第二章 氏族的メシヤ

 

第一節 氏族的メシヤの宣布

 

1 氏族的メシヤという言葉は、なぜ出てきたのでしょうか。メシヤの立場は、父母の立場です。真の愛をもった主体にならなければ、父母の立場という言葉はあり得ません。堕落した世界に一つだけ残っている本然のものは、愛する子女のために生きる父母の心です。堕落した世界に威厳ある姿で残っているたった一つの本然の心情基準は、父母が子女を愛する心です。消えゆく心情圏ですが、それが創世以降、本質的形態として残っている火種と同じなのです。

 

氏族的メシヤ宣布の意義と基準

2 家庭を訪ねていくのですが、どこに行くのでしょうか。復帰摂理をするために、私たちが蕩減条件を氏族圏内で立て、家庭に行くのです。民族、国家、世界の蕩減条件を先生が立てました。ですから、皆さんはどこを訪ねていくべきでしょうか。皆さんの氏族圏内に入っていかなければなりません。イエス様がしようとしてできなかったその場に入って、しなければならないというのです。

氏族圏内で家庭教会をしながら反対を受け、悪口を言われながら、彼らを涙で抱き、愛したその愛をもって家庭に入らなければなりません。家庭教会運動は、より愛するための訓練です。三百六十軒から、「あなたは神様の息子です」というサインをもらわなければなりません。家庭に帰れば、自分が氏族を復帰しようとして家庭教会を愛したよりも何百倍以上、愛しなさいというのです。

 

3 勝利したメシヤと共に一つとなり、真の生命の種を植えなければなりません。エデンの園でエバとカイン、アベルが一つになれなかったことを蕩減し、この種を植えるのです。この種のような環境が家庭になければならないのですが、それが母であり、兄弟姉妹です。そこが、堕落していない本然のアダム、エバの理想的な真の愛と真の生命が出発した所です。そのような家庭を編成するために、先生が氏族的メシヤを宣布したのです。

イエス様は家庭を求めてきました。カイン一族とアベル一族が一つにならなければなりません。イエス様で言えば、ヨセフの支派と洗礼ヨハネの支派が一つになって家庭をつくらなければならないのです。そのように家庭が設定されなければなりません。そうすればサタンは侵犯できないのです。そうして、氏族的メシヤに、イエス様にすべての一族が抱かれることによって、初めてイスラエルの国で失敗した家庭基準が、堕落していない本然の基準に復帰されるのです。

Luke Higuchi