天聖経: 第266話
日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー
第九篇 家庭教会と氏族的メシヤ
第一章 家庭教会
第三節 家庭教会の完成 23-24
第四節 訓読会と家庭教会運動 9-20
9 自分の氏族を中心として、訓読家庭教会をしなければなりません。これが世界的家庭です。訓読教会に出席している人は、もう国境がなくなるので、どこに行ってもその国が、私たちの国だというのです。文化と宗教の背後がどうだこうだと言える時は過ぎていくのです。
10 み言に狂い、御飯を食べるのも忘れて走ってみてください。病気がすべて逃げていきます。先生は、若かったときに肺病にかかり、他の人たちは「死ぬ」と言いましたが、死ぬなら死んでもよいと考え、肺病を忘れるくらい忙しくして、夢中になれば、病気が逃げていくと考えたのです。今や、民主と共産の二つの世界の中に私たちが入っていき、その二つを消化するために革命的な責任を果たさなければなりません。父母の責任を果たさなければなりません。全国で訓読教会をしてこそ、父母が立つ位置が生じるのです。
11 訓読をすることにより次元が変わります。天の国と地が一つになって訓読会をすれば、霊界がすべて降りてきて協助するようになっています。それをしなければ、自分が生きる道を開放することもできず、その目的を成就することもできないというのです。それで、訓読教会です。家庭教会です。天国家庭がありません。神様も家庭がありません。天国に入れる家庭がないので、天国の民がいないというのです。これを再び編成しなければなりません。
家庭教会運動と統班撃破
12 復帰とは、帰ることです。どこに帰らなければなりませんか。先生が天下において、いくら高い位置に上がったとしても、循環する一番下は家庭です。ですから、統班撃破です。統班撃破とは、サタン世界のすべての家庭に対して、根源的に、血統的に、文化的に、生活的に浸透したものをすべてひっくり返すことです。それで、撃破という言葉が出てきたのです。
13 統班撃破と共に復興会をしなければなりません。そうすれば、縦的基盤が立てられるのです。家庭において、「私の母と父は真の母、真の父であり、私の息子、娘は真の息子、娘だ」と言える家庭の声がこの地の上に湧き上がるとき、地上世界のサタン圏は終わりを迎えるのです。家庭で出発したので、
家庭で締めくくらなければなりません。統班撃破は、サタン世界の家庭を転覆するためのものです。サタン世界の血統を転覆させ、意識的なすべての内容を消化するためのものです。
14 私たちは、統班撃破をしなければなりません。そして、神様の歴史的な願いを成し遂げなければなりません。家庭から誤ったものを、家庭からひっくり返さなければならないのです。天の国は、国家を通して出てきます。出てくるときは、真の男性と真の女性を通して出てきます。サタン世界の反対家庭から出てくるのです。そのため、統一教会はすべて反対です。真の父母という言葉も反対です。
それでは、今までの父母は何でしょうか。真の父母と反対なので、自分を生んだ父母は偽りの父母だということです。その言葉は、神側においては正しいのです。また、サタン側においても正しいのです。そのため、真の父母を強調すれば、サタンは退きます。神様が重要視するので、サタンは退くというのです。それで、ひっくり返すのです。
15 なぜ、統班撃破をしなければならないのでしょうか。復帰歴史は、今まで堕落した世界からどこを通じて戻るのかというと、真の父母の門を通じて戻るのです。堕落の門から出てきて繁殖したものが、すべて真の父母の門を通って、再び上がっていかなければなりません。上がっていくその主流が統一教会の教会員です。
上がるときは、ぼろのふろしき包みのようなものは必要ありません。サタンが汚したすべてのものをきれいに清算し、水晶のように澄んでいなければなりません。蒸留水のようにきれいな真の愛の体と心をもってこの地上に顕現した天の国の王子、王女であり、真の愛の後継者であるという自信をもった人にならなければなりません。
16 今、標準は統班撃破です。これは、イエス様を中心として氏族的版図を成就できなかったので、今日、統一教会の教会員の家庭を中心として、氏族版図を完成することによって、世界氏族圏の解放が四方から始まるようになるのです。そして、それが万国に統班解放圏が広がる条件になると考えるので、先生がそれを命令し、皆さんの決意をここで確認するのです。
17 今、最も重要なことは、私たちがどこに根を下ろさなければならないかということです。この根を道に下ろしてはいけません。道の下に郡があり、郡の下に里があるのですが、そこに根を下ろしていないので、サタンが入ってきて、仮住まいができる基盤になるというのです。ですから、統班に根を下ろさなければなりません。これを原理的に知らなければなりません。統一教会の目標は、統班を撃破するという単一目標です。復帰の目標は一つです。過去の時代でも、現代の時代でも、未来の時代でも、蘇生、長成、完成、すべての目標は一つです。完成はいつでも、個人から始まります。それと同じように、統班を中心として鉄の城のような基盤を築かなければなりません。
18 皆さんは、一線で闘う先生と同じ立場に立てなくても、統班を中心として涙の峠を越え、定着しなければなりません。堕落した運命、ゆがんだこの悲哀の運命を打開しなければなりません。そのようにしなければ、天が協助しないのです。天が動きません。天が離れるのです。先生がいくら苦労し、皆さんがいくら先生についていくとしても、天が共になければできません。天が共にいなければなりません。
19 皆さんは、統班撃破運動をするとき、靴が何足も擦り切れるほどやらなければなりません。統長や斑長を訪ねようとすれば、自動車ではいけないのです。歩いていかなければなりません。靴を何足擦り減らしてでも、歩いて回りなさいというのです。汗を流しながら一日に三回、四回、訪ねてみなさいというのです。皆さんは、ほとんど一回しか訪ねることができなかったと思います。講義をするために一日に何度も統班に行けば、汗でぬれておふろに入らなければなりません。そのようにやってみなさいというのです。天が役事(働き)してくれるでしょうか、くれないでしょうか。火がついていくか、消えていくか、見てみなさいというのです。
20 今からは、統班撃破をしなければなりません。一つの家も逃してはいけません。今がそのようなときです。それで先生は、統班撃破という言葉を使うのです。いくら疲れても、疲れを知らずに夜も昼も、自分の足が一軒でも多く立ち寄っていかなければなりません。東西に行き、南北を経て、円形に通過していかなければなりません。ですから、三回は訪ねていくべきです。三回以上訪ねていきなさいというのです。会って何をするのでしょうか。最も貴い贈り物をあげるのです。その貴い贈り物とは何でしょうか。真の父母の息子、娘になりなさいということです。ですから、そこでは血統を転換しなければなりません。