天聖経: 第262話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第九篇 家庭教会と氏族的メシヤ

第一章 家庭教会

第二節 家庭教会の目的 15-19

第三節 家庭教会の完成 1-4

15 先生は今まで、父母の名をもって全世界の人類の代表として、万民が個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様にまで行ける蕩減条件を立てておきました。そして、代表として勝利したので、皆さんがこの勝利の名でそれを一〇〇パーセント相続し、七年路程を経ていかなければなりません。先生が一生の間に世界の舞台で成し遂げたことを、皆さんはできますか。ですから、世界舞台を縮小させた足場、祭壇が必要です。それが家庭教会です。

皆さんは、どこで神様に会えるのでしょうか。先生は、世界の蕩減基盤を中心として、各国において血と汗を流す闘争の中で、勝利の足場を立てるところで神様に出会えました。しかし、皆さんは、父母様の名を通じて勝利のすべてのものを相続し、世界の舞台には行かなくても、「世界に行った」という条件が必要なのです。

 

16 家庭教会は、神様を家庭に迎えようということです。神様を家庭に迎えれば、世界的に交差する時代において、蕩減が必要ない自由な環境をつくることができます。そうすれば、先生が来るやいなや、家庭で編成して一気に挙国的な運動ができるのです。教会が存在するのは、国と世界のためです。自分と家庭ばかりを優先して、教会を後ろに追いやってしまってはいけません。

 

17 祝福を受けた家庭は、すべて家庭教会の看板を掛けなければなりません。今からひたすら教育すべきです。自分の教会に行っても、そのようなことを言えるようにしなければなりません。看板を、牧師が掛けてあげなければなりませんか、国王が掛けてあげなければなりませんか。国といえば、国にはその伝統思想が入ります。その伝統思想を中心として、個人、家庭、国家基準を代表する家庭になるのです。今までのサタン世界以上の、その上に立った理想の家庭です。それは、天国で神様に侍る家庭を意味するのです。家庭が地上で成し遂げなければならないのが家庭教会だというのです。天上世界で神様に侍ることのできる家庭的モデルを、地上で訓練するのです。

 

18 今からは家庭伝道時代です。先生の家庭を中心として、公式的な中心が現れ、これを皆さんに連結するときなので、家庭を中心とした伝道時代に入るというのです。家庭単位の中心は女性であり、母親です。母親が二人の子女を抱いていかなければなりません。母親を中心として息子、娘を一つにすれば、すべて終わります。息子、娘の問題はありません。

そうすれば、問題のある世の中の家庭が、ここに来て懇願するのです。「この難しい問題をどのようにして解決すればよいのでしょうか」と尋ねれば、「この本を読めば可能です」と言いながら、原理の本をあげるのです。この本の内容を理解すれば、子女の問題を簡単に解けるようになるのです。その本を借りて帰っていけば、皆さんのところに再び訪ねてきて、疑問に思ったことを尋ねるでしょう。そうすれば、皆さんは詳しく教えてあげなければなりません。

 

19 地上天国をどのようにつくるのでしょうか。家庭教会を通して、「私は天の国のすべての愛と一致する相続権を賦与されました。そのため、私たち夫婦は、神様の愛を中心として所有を決定したあとの夫婦であり、私の息子、娘や私の物もそうです」と言うことができ、世界がすべて統一教会側に立ち返るようになれば、その次には家庭教会もなくなるというのです。三百六十軒がすべて統一教会の教会員になり、韓国と全世界が統一教会になるのに、家庭教会がどこにあるかというのです。

三百六十軒、それ自体が合わさって、家庭教会の蕩減条件圏を探し出し、天国に入っていくのです。そのため、これから自治制を中心として、家庭教会圏内に何か問題が起きれば大変なことになるのです。共同責任制です。自体浄化時代、自体守護圏が、これから家庭教会組織を通して成し遂げられるため、サタンの影は目の前に現れることもできなくなります。それで、そのような共同所有基地を拡大し、愛という主流を通して関係を結んで家庭教会をつくるのです。家庭教会、それが氏族教会、民族教会、国家教会、世界教会に拡大され、国がすべて統一教会を信じれば、国家教会になるのです。組織編成はこのようになるのです。

第三節 家庭教会の完成

 

1 今や、神様の摂理のすべての壁を崩さなければなりません。皆さん自身も、これからどのようなことをすべきでしょうか。先生がこのように築いておいたすべてのものを、皆さんに無条件に相続させてあげることはできません。相続は、ただそのままではできないのです。皆さんが五パーセントの責任を果たさなければならないというのです。

先生が百以上の国家ですべて蕩減条件を立て、天地に塞がった壁を心情的基準で連結させたので、皆さん自身もそのような世界を縮小した型を中心として蕩減条件を立て、現時点において天と地に壁が塞がっていない、自分自ら動かせる基盤を築いておかなければなりません。それが家庭教会です。

 

2 統一教会の教会員は、何をすべきでしょうか。世界的メシヤになれなくても、氏族的メシヤにはならなければなりません。そのメシヤになれなければ、洗礼ヨハネにでもならなければなりません。ですから今、家庭教会問題が起こるのです。堕落した人間が、個人復帰、家庭復帰、氏族復帰をしようとして、先生のように死ぬほど苦労し、一生の間、迫害を受けながら犠牲になって天国に行こうとすれば、それができるでしょうか。ですから、代表者を立て、代表者がその道を築くのです。先生がその道を築いたので、皆さんは、蕩減復帰の条件を中心として、その道を行けばよいのです。

 

地上天国の基盤

3 神様は、「私」を愛すると同時に人類を愛するのですが、それは真の子孫です。堕落した世界において、神様は私たちを愛し、人類を救おうとするのですから、私たちは神様が私たちを愛するように、人類を愛することのできる目的のために歩むのです。そのような人が、神様に最も愛されます。

これからは迫害がありません。サタンの迫害さえなくなれば、これがすべて簡単になるのです。先生を中心として、個人的にサタンがどれほど妨害しましたか。発展できないようにすべて迫害しました。迫害したのですが、すべて払いのけ、発展してきたのです。家庭的に、どれほど迫害を受けましたか。その次に、氏族的に反対されましたが、これを耐え忍んできたのです。

このように闘って勝利した父母様の、すべての偉業を相続するという自負心をもたなければなりません。そのようにして、世界を一つの世界に追い立てていかなければならないのが、皆さんの責任です。先生は実体蕩減をしてきましたが、皆さんは条件蕩減をするのです。その条件的な運動が、家庭教会運動です。

 

4 霊界の霊たちが地上に来ることをどれほど待ち望んでいるでしょうか。今まで生まれては逝った、善の人生を送った良心的な霊たちが、地上に降りてくるのをどれほど待ち望んでいるかというのです。そうするには、自分の一族が関係を結ばなければなりません。それで、家庭教会組織が展開するのです。これによって、自分と関係のある専門分野、経済なら経済分野の学者を中心に、世界各国、百二十カ国以上の霊が自由に活動できる基地になるというのです。ですから、家庭教会が絶対に必要です。

Luke Higuchi