天聖経: 第261話
日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー
第九篇 家庭教会と氏族的メシヤ
第一章 家庭教会
第二節 家庭教会の目的 6-14
6 三百六十軒を世界を代表した蕩減舞台とするのです。なぜ三百六十軒なのでしょうか。原理的数字では、ここに全体が入ります。一年も入り、十二数も入り、百二十の三倍も入り、すべてが入るというのです。三数、四数、十二数も入り、すべてが入ります。これは、歴史的な年限を意味することにもなります。
その次に、三六〇度のすべての立体的内容も備えているというのです。そこには四季があり、また十二ヶ月を合わせた数になります。三百六十軒は、百二十国家を三倍したことにもなります。これは三時代として旧約時代、新約時代、成約時代だというのです。そのようなすべての総合的な数です。
ですから、皆さんは、これから三百六十軒を中心として死生決断をしなければなりません。先生は、世界の舞台を手にするために一生の間、苦労しましたが、皆さんは、これから三百六十軒を一つにしなければならないのです。
7 家庭教会運動さえすれば、三百六十軒を中心として、すべてのものを解決できます。三百六十軒は、国で言えばカイン国家の百二十カ国の蘇生国家、その次に長成国家、完成国家を代表するものです。そのため、これはサタン世界のすべてを身代わりした家庭数と同じです。ですから、三百六十家庭で完全に歓迎を受けられる基盤を築くときは、サタン世界の讒訴を受けないで、霊界のどこへでも行けるのです。天国に入るときに、東西南北、四方の門から一度に、三六〇度から一度に入っていけるのです。北門からでも南門からでも、東門からでも西門からでも入っていって、自分の父母を中心として三百六十家庭の氏族を霊界に移すことができるというのです。
8 統一教会は、家庭教会をしなければなりません。これは、カインの氏族を一つにすることです。カインの氏族を一つにし、アベル氏族圏をつくらなければ、その氏族の基盤の上に父母様を迎えられる基盤ができないのです。氏族的天国が現れません。その基盤ができたのちに、民族が連結されます。民族ができれば、その次からは民族を中心として、国家に行くのです。
家庭教会は世界連結の基盤
9 先生が蕩減路程を歩むのは、個人のために歩むのではなく、全世界の男性を代表した立場で歩むのです。その次に、全世界の家庭を代表した、妻に対する夫の立場で歩むのです。全世界を代表した父母の立場で歩みます。それで、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界を代表し、霊界まで代表します。そうして、愛を中心として神様が解放の旗を掲げる時まで行こうというのです。
ですから、決定的な勝利としてこれを縮小させ、これから統一教会に従う人たちが先生のように悲惨にならないようにするのです。それが神様の願いです。先生を苦労させたのですが、その苦労を短縮させ、このような悲惨な運命を一時に一カ所で、世界を代表して越えられる所があれば、どれほど良いかというのです。それが神様の願いであり、先生の願いであり、皆さんの願いです。そのような願いの基準を生涯の目標、摂理の目的地として定めているのです。こうして現れたのが家庭教会です。
10 家庭教会を中心として教えてあげ、手本にならなければなりません。皆さんが手本となり、すべて見せてあげなさいというのです。家庭教会を勝利することによって神様の主権が生じ、国民が生じ、地が生じます。愛を中心として実績をもった人にならなければなりません。思想で、努力で、愛で主管しなさいというのです。皆さんが教えてあげる能力がなければなりません。その次に努力です。実績をもった人にならなければなりません。その次に、愛を中心としなければなりません。その次には、神様が管理できる人にならなければなりません。
11 キリスト教は、家庭教会の看板を掲げなければなりません。長老派であれば長老派家庭教会、ベリータウンであればベリータウン家庭教会とするのです。教派を変えなさいというのではなく、そのままつけてもよいのです。イエス教家庭教会としてもよく、キリスト教家庭教会としてもよく、長老派、メソジスト派、ホーリネス派、すべてそのままにして家庭教会とするのです。このようにすれば、メソジスト派だとか何だとか、一つ一つ自動的にすべてなくなります。キリスト教のイエス教だとか、旧教、新教もすべて一つにしなければなりません。
12 先生は、アダム国家、エバ国家、アベル国家、カイン国家の統一圏の伝統を立てました。皆さんも皆さんの家庭を中心として、そのような伝統基盤を植えたという基準がなければ、先生の世界天国理念を連結させられる道がありません。先生は、反対を受ける世界版図の場で、サタン世界、カイン圏世界に行き、歴史的な怨讐国家に行って、その国の愛国者たちが国を愛する以上の愛をもち、怨讐と一つになって愛する、歴史的な世界基準を越えられる蕩減条件を立てたというのです。
先生が何か大声で怒鳴ってしたのではありません。愛でしたのです。愛によって連結させて基盤を築き、ダンベリーを中心として峠を越えたので、これからは世界国家が歓迎するときです。そのような心情圏を先生が世界的に築いたので、その条件を皆さんも備えなければ、家庭から氏族、民族、国家、世界まで、父母様の蕩減路程を受け継ぐことはできません。行く道が塞がるのです。天国に行ける道が塞がるというのです。これを開いておくために、家庭教会をつくったのです。
13 天子の位置では、一日を生きるのも楽に生きることはできません。矢の先が曲がるわけにもいきません。目標、標的に的中させなければならないのです。皆さんはそのようなことを考えますか。一年中、異なる立場で感じながらみ旨の道を歩んでいますか。先生は毎日のように、三百六十五日異なる立場で感じながらこの道を来ました。
「世界平和統一家庭連合」を、何年か前に発表しました。家庭教会をしていれば、この「世界平和統一家庭連合」という過程は経なくてもいいのです。既にすべて終わっていたでしょう。それをしなかったので、皆さんの親戚を中心として、再び取り組まなければなりません。家庭教会は、家庭基盤を築こうということです。
14 私たちは、理想の祖国建設のために出征した天の国の精兵です。皆さんの妻と夫、そして皆さんの息子、娘は、出征した天の精兵であることを忘れてはいけません。神様の祖国は、個人で探し出すことはできません。私たちが理想とする祖国は、男性独りでは探し出せないのです。家庭をもってこそ、探し出せるのです。家庭をもって闘わなければ、探し出すことのできない祖国だというのです。家庭をもって闘わなければなりません。そのようにしなければ、本然の祖国を探し出せません。
ですから、先生も家庭を率い、ひたすら苦労しながら、どこへでも歩き回るのです。世界国家から追われながら歩むジプシーの家庭が、先生の家庭です。この国で追われればあの国へ、あの国で追われればこの国へとさまよい歩くジプシーの家庭だというのです。私たちが定着できる祖国を探し出すことが、皆さんの家庭の中心目的です。