(RS-20) 2018-11-12: 超宗教フェスティバル「Peace Starts with Me:ヒーリング アメリカ」 真のお母様のみ言

日時:天一国 6年天暦 10月5日

 (陽 11.12 月曜日) 16時(現地時間)

場所:ニューヨーク、ロングアイランド

ナッソ記念競技場 (Nassau Coliseum)

 

尊敬する内外貴賓、宗教界、政界、学界、平和大使、そしてキリストを愛する市民の皆さん、家庭連合の食口の皆さん、歓迎します。

過去の人々や今日を生きている私たちは、戦争と葛藤のない平和な世界を追求してきました。しかし今日、全世界で起きている宗教の壁、人種の壁、思想の壁、文化の壁、人間が越えなければならない多くの壁が存在しています。この結果は、人間中心では解決できないということです。それではどのようにしなければならないでしょうか。

 本来の創造主であられる神様、天の父母様に侍る運動をしなければなりません。それできょう私は天の摂理から見た2000年の人類文明史と、アメリカへの願い、アメリカに対する使命に対してお話ししようと思います。

本来、創造主、神様には夢がありました。そしてご自身のかたちに似せて天地万物を創造されました。鉱物世界から植物世界、動物世界に至るまで、そして最後に人間始祖になり得る男性と女性を創造されました。そして人間には成長期間という時間をくださいました。そこには神様と絶対的に一つになった立場で成長しなければならないという人間の責任があります。しかしそうなることができませんでした。

それで今日神様とは関係のない、堕落した人類を誕生させてしまいました。

全知全能であられる神様は、はじめと終わりが同じです。失敗はありえないのです。ですから神様は救援摂理歴史を始められました。本来ご自身が立てられた創造の原則を必ず探し立てなければならないためです。

そして私たちは聖書を通して、イエス様が誕生されるまでイスラエル民族を立てて 4000年という悠久な期間を通し、すべての蕩減を払った立場において、「私の息子だ」と言うことのできるイエス・キリストを送ってくださったので。

しかしイエス様を誕生させたマリヤや周辺の人物たちは、神様を正しく知ることができませんでした。そしてイエス様がなぜ誕生するようになったのか、というイエス様の本質も分からなかったのです。人間的な考えによって、そのように長年の歳月を待って探し求めてきた独り子、イエス・キリストが責任を果たせる、そんな環境をつくって差し上げられずに、イエス様はすべての環境を失った立場で十字架によって亡くならざるを得ませんでした。

十字架で亡くなられる場には、ただ右側の強盗と左側の強盗だけでした。このことが、天が御覧になられてどれほど胸を痛めることだったでしょうか。そのような事情が分からない人類は、十字架による聖血で救われると話しています。しかし人類の真の父になることのできるイエス・キリストを十字架に追いやったその民族はどうなったでしょうか。(その後の)歴史において蕩減を払わなければならない立場に立つようになりました。

イエス様は十字架で亡くなられる状況のなかで「また来る」と言われました。また来て、小羊の婚宴をするというのです。神様は責任を果たすことができなかった民族を、再び選んで用いられません。それで天は、また来ると言われた再臨のメシヤのための相対である独り娘を誕生させることのできる国を選ばれました。そうして2000年という期間をかけて蕩減摂理をしてきた土台の上に独り娘、人類の真の父母になり得る独り娘が誕生しました。

しかしこの一日を迎えるまでの、イエス様の十字架後のキリスト教は、使徒たちの聖霊の役事によって始まります。当初はさまざまな迫害を受けながらも、不変なるメシヤを待つ心で忍耐してきました。そして313年にローマに公認されて、キリスト教は、イタリア半島を中心としてヨーロッパ大陸を越えて、イギリスの島国まで行くようになります。

その期間に多くの紆余曲折がありました。イエス様の本質が分からず、使徒たちによる経験によって聖書が書かれました。しかしその聖書は特定の司祭たちだけが共有するようになったのです。それで長い間に多くの問題を起こしました。人間が作った規範の中で、それに適合する教育をするようになり、本来心から湧き出て神様を信じようとする、そのような信仰とは違う姿になってしまいました。

そのような時、17世紀にイギリスのジェイムズ王がヘブライ語(とギリシャ語)の聖書を英語に翻訳することによって、一般信者たちが聖書のみ言を理解できるようになりました。そして人間が作った規範のもとで信仰するよりは、自由に神様に直接侍る信仰生活をしようと清教徒たちが移住した所が、ここアメリカです。

イギリスを中心とするヨーロッパ大陸のすべての国々が大西洋文明圏を成して全世界に進出するようになりました。彼らはキリストの名で世界に進出しました。しかし結果は、キリストの本質を実践することができませんでした。

聖書に「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」というみ言があります。しかし彼らは結果的に自国の利益を優先しました。その結果は奪ってくる文明として終止符を打つようになります。

そうして産業革命を通じて外的には豊かな生活を送れるようになりましたが、信仰的には荒廃しました。キリストの名で宣教師たちがアフリカ大陸に派遣されましたが、その宣教師たちによって、私たちが歴史を通して知っている奴隷貿易が始まりました。キリストの名からは想像できないことです。このようなイエス様の本質の分からないキリスト教文化圏は、もうこれ以上過去に未練を持たず、新しい時代、新しい歴史に同参することのできる機会を探さなければなりません。

堕落した人類に一番必要な御方は、真の父母です。真の父母によって生まれかわる人生を生きなければなりません。祝福を受けない立場であれば、創造主、神様、天の父母様の子女にはなれないのです。

ですから今日、すべての問題を解決することのできる答えは、真の父母を通した祝福結婚をする方法以外にはありません。

1960年に真の父母として登場し、祝福結婚式を大々的にするようになりました。そして今日、全世界的に数十万の祝福家庭があります。祝福家庭一人ひとりが自らの氏族メシヤとしての責任を果たしたならば、氏族を超え、国家を超えて世界に向かうようになるとき、天の父母様の夢、人類の願いが成就することのできる地上天国、神様を中心とする人類一家族の世界が必ず成されるでしょう。

きょう集まった皆さん各々に責任があります。そのようにしますか。この道だけが人類が願う、平和な世界人類一家族の夢をかなえることができるのです。私たち皆一緒に、そのような日を早める皆さんになりませんか。(はい) ありがとうございます。

先に述べたたように、アメリカは神様が祝福した国です。本来この国には原住民がいました。しかし神様は移住してきた清教徒たちの側に立たれました。なぜそのようになされたのでしょうか。また来ると言われた再臨のメシヤの環境圏をつくるアメリカになるために、天はこの国を祝福しました。200年という短い期間に世界をリードできる中心国家、民主主義の国として、天が祝福されたのです。

しかし今日このような日になるまで、特に1970年代はこの国は危機に瀕していました。共産党の脅威を受け、家庭破綻と青少年問題、廃退文化でその責任を果たし得ない境地にありました。そのようなとき、天の摂理を知っている真の父母としては、アメリカを捨てることができなかったのです。

そのために韓国を後にしてこの国に来ました。病んでいくこの国を救う医師として来た、家庭が破綻しているので私は火が燃えているこの家庭に消防士として来たと言いながら、50州を巡回講演しました。そしてこの国が進むことのできる、剛健な国として再び建て、指導層の人々を教育して危機を乗り越えるように、共産化されそうな環境まで至ったこの国のために、個人としてはすることのできない途方もない投資をして、ワシントンタイムズを創刊して、政府と国民を教育しました。

皆さんは恩恵を受けたので、その恩恵を忘れる人になってはいけません。この国も同じです。そして真の父母は韓国と日本とアメリカを、世界平和を成就する中心国家として立てました。そして太平洋文明圏時代を開き、孝情の心情文化革命として、ために生きる真の愛を実践する、私たちの二世、三世たちを中心に、全世界的に活動しています。

多くの川の水が集まって巨大な滝を成し、さらに大海に流れていくように、私たちの真の愛の運動は全世界に広がっています。ここにきょう集まった皆さん全員が同参して、希望に満ちた未来を建設することのできる、私たちの美しい未来の指導者たちを養成することができる氏族メシヤ、中心人物になることを切にお願いします。

この道だけが、創造主・神様が私たちのために創造してくださったこの美しい地球を守ることができます。人間の無知によって破壊された自然による災害で、予想できないような被害を被っています。この国だけでも一年の間に西部で、中部で、東部で、予想できない異常気象によって、多くの被害を受けていることが分かっています。

しかし私たちはじっとしているわけにはいきません。創造主、神様、天の父母様に侍り、天の父母様とともにこの難問題を解決することのできる方法を探していかなければなりません。現在の私たちがしなければ、私たちの子孫の未来には希望がないのです。皆さん、このまま放っておくのですか、それとも実践するのですか。

問題は、この国や世界すべての国々が天の父母様、真の父母様に侍り、一つの心、一つの志ですべての問題を解決していく方法以外にはないということを、肝に銘じてください。

私たちの生涯が尽きるまで(問題が解決されるとすれば)、早いほうが良いのです。そのように6000年以上待ちわびてこられた天の父母様の夢、人類の願いである地上天国を、必ずや私たちの手でつくりあげてみましょう。私たちが行く所には希望だけです。そうですか。(はい) ありがとうございます。天が祝福したこの国が責任を果たすアメリカになるように、もう一度祈願します。

 

Luke Higuchi