(RS-18) 2018-10-14: 忠清圏 孝情 真の家庭希望決意大会 真のお母様のみ言

天一国6年天暦9月6日(陽 2018.10.14)、

清心平和ワールドセンター

 

尊敬する内外貴賓、そして第3地区から来られた各界指導者、平和大使、祝福家庭食口の皆さん、愛しています。

私は「忠」という文字について考えてみました。中心(中)に「心」です。それで忠清道を愛しています。「忠」という文字は、ある指導者に対する忠というよりも、民のための心であると言えます。その民はまた、宇宙の主人であられる創造主神様が抱こうとされる民であると思います。

人間の心はこのように、その中心に天に侍り、慕いながら暮らしてきました。しかし今日、世界を見る時、結論は人間中心に考えたり、判断したり、また行動しては一つになれないというのです。

 

宇宙の中心は創造主天の父母様であられます。その方がご自身のかたちに似せて天地万物を創造されました。鉱物世界から植物世界、動物世界に至るまで、プラスとマイナス、雄しべと雌しべ、雄と雌とにつくり、最後に人間始祖となり得る男性と女性を創造されました。

人間始祖になり得る男性と女性には成長期間をくださいました。その過程では神様と一体となる位置で成長しなければなりません。絶対信仰・絶対愛・絶対服従です。しかし、聖書で言う人間始祖アダムとエバは、成長の途中で自分を顧みるようになり、欲心が生じました。「私も神様のようになれる」と願って堕落するようになり、そのために神様と関係のない、今日の堕落した人類をつくり出したのです。

創造主神様は始めと終わりが同じ方です。全知全能であられる方です。どうして堕落した人類を見ているだけでいられるでしょうか。それで天は失った人類を探し求める救援摂理、蕩減復帰摂理を始めるようになりました。

 

聖書に出てくるように、イスラエルという民族を選民として選び、この民族が国家的基盤になることのできるまで摂理して来られました。その道がどれだけ大変であれば、全知全能なる神様の前に4000年という時間がかかるのでしょうか。ついに「私の息子である」と言える独り子イエス・キリストを誕生させました。ところでどのようになりましたか。

イスラエル民族は、裏切りに裏切りを繰り返しながら、天に痛みを与えました。ご自身の創造原則によって人間始祖となり得るイエス・キリストを誕生させたのですが、その垣根になって差し上げることができなかったのです。仕方なくイエス様は十字架上に出ていかざるを得ませんでした。

 

イエス様の十字架のとき、それまでイエス様に従っていた弟子たち、マリヤ、ザカリヤ家庭、ユダヤ教、イスラエル民族はいませんでした。ただイエス様の右側の強盗と左側の強盗がいただけです。イエス様は「また来る」と言われました。また来て、小羊の婚宴をするというのです。

イエス様の十字架の聖血の事件以後、聖霊の役事で(長成)復活した使徒たちによってキリスト教が出発しました。2000年の間キリスト教はイエス様の本質が分かりませんでした。神様も十分に説明できませんでした。ですから多くの問題が生じてきました。どうして神様を信じるキリスト教の中から、「神は死んだ」と言う共産主義が出てくることができるのでしょうか。これは天の摂理、その真実が分からなかったためなのです。

 

しかし天は約束を進めて来られました。天は再び来て小羊の婚宴をするというイエス様の相対である、独り娘を誕生させることのできる民族を新しく選ばれました。その民族が韓民族です。天の祝福を受けた民族であるというのです。

韓民族は歴史を通して多くの受難と苦難の道を経てきました。一日も安楽な日がなかったのです。天が選んだ民族なので、その苦難を克服してこそ大きな祝福があるようになります。来年になれば3・1運動が起きてから100周年を迎えます。このような運動がどうして起きたのでしょうか。天の摂理の最終目的を果たすことのできる独り娘が誕生できる時が来たからです。独り娘はキリスト教基盤を中心として、すべての蕩減を払った位置で誕生されなければなりません。

 

最近バチカンで公開されたことですが、高麗・忠粛王の時代(第27代高麗王、14世紀)にローマ教皇が感謝の手紙を高麗王に送ったという文書が出てきました。天はこの国に独り娘を誕生させるための準備をしてこられたという証拠です。

特にこの国は、すべての宗教が入ってきて結実した国でもあります。しかしすべての宗教はその目的地、終着点を説明できなければなりません。天の摂理について全知全能であられる絶対者、創造主、天の父母様が成そうとされた夢は、76億人類をご自身の子女として抱くことです。また人類の願いは、何なのかは分からないけれども絶対者、中心者のところに行こうとして、今日まで宗教が誕生してきたのです。そのような点から地域によって出発点は異なりましたが、すべての宗教の目的は、大きい水の流れに出会って、大海に流れて行くことです。今まで各自が主管して主張するすべての慣習や着ていた服を脱ぎ捨てて、新しい服に着替えなければならないという意味にもなります。

天はこの民族が最後の責任を果たすことのできる環境をつくって来られました。1943年に真の父母になり得る独り娘が誕生しました。再び迎えなければならない人類の真の父母は、国家的な基盤から登場して出発しなければなりません。しかしその環境は、そのようになることができませんでした。

 

1945年に解放となり、南北が民主主義と共産主義に分かれました。以北は一つの体制で南下する用意ができていました。しかし南韓はまだ準備段階でした。そのような状況で5年後の1950年に六・二五動乱が起きるようになりました。

創造主神様は人間始祖アダム・エバに成長期間をくださいました。ですから1943年に生まれた独り娘には成長する期間が必要だったというのです。南韓は以北に対抗することのできる力がありませんでした。天は国連軍を動員して16ヶ国が参戦し、善の血を流しました。これこそこの民族を通じて摂理を成そうとされる天の愛であり、祝福であることを知らなければなりません。

真の父母の登場によって、新しい時代が開かれています。今やこの民族だけでなく、人類は熱烈に独り娘、真のお母様を歓迎しているのです。

この度11月の初めには、アメリカで2万名の牧師たちを中心とする大会が開かれます。彼らはこのように話します。「一生涯聖書を中心として生きてきたが、なぜ独り娘という問題に対して、当たり前なことが分からずに生きてきたのだろうか」と深く悔やみ、独り娘、真の母を愛すると言うのです。それで各々自分の教会で祝福運動を実践しています。

愛する忠清地区の祝福家庭、食口の皆さん。5つの地区の中心にある「忠」と「清」という、とても良い、美しい字を持っている地域で暮らしている皆さんが、天の父母様に侍り、真の父母様に侍り、摂理の中心に立って国家の復帰と世界の復帰をすることに先頭に立とうではありませんか。それで私はきょう、『神忠清国』として任命します。神忠清国の国民の皆さん、国家の復帰の中心に立って、天の父母様を世界に知らせる中心指導者として主導する忠清国になるように祝願します。

Luke Higuchi