天聖経: 第213話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第七篇 地上生活と霊界

第四章 再臨復活と神霊の役事

第二節 神霊の役事と霊的現象 10-16

第三節 霊人の再臨復活 1-4

10 今日、人間世界に生きている皆さんは、人間世界を中心として霊的現象を見ることができます。どの時代も、いかなる時も、宗教人はもちろん、それ以外の人々も、霊界との関係によって、霊界と混合した生活圏で生きていることは歴史的事実です。歴史過程を通じてそのように生活してきたという事実は、私たちが宗教を信じなかったとしても、夢を通じるなどして様々な神秘的な体験を通じて知っています。それで、霊界を見れば、善神と悪神がいて、地上ではその影響を受けて善人と悪人に分けられるようになります。それは理論的な結果です。ですから、良い人、悪い人という、この概念は何でしょうか。良い神の協助を受ける人と悪い神の協助を受ける人がいるのですが、その二つの種類の内容に基づいて、良い人、または悪い人と結論を下すのです。

 

11 これからは、霊的現象まで見られるものを発明する時代が来ると思います。そのようになれば、霊界がないということを言えなくなります。霊眼が開かれれば、霊界を見ることができます。すべての現象を、その世界に存在するすべてのものを、感覚的に感じるのです。天気予報のようにそれを見ることができるようになれば、神様がいないという言葉は言えなくなります。そのようになれば、宗教のようなものはなくなってもかまいません。堕落していなければ、そのような世界になっていたはずです。堕落世界となり、このようになってしまいました。復帰過程では、私たちにとってこの地上が、その世界と相対的に一致させていく訓練所になっています。

 

奇跡はその代価を払う

12 神様の協助は、原理原則が形成されるところから起こります。無謀な信仰は、神様が好まれません。奇跡を願い、「絶対に信じるとおりになるだろう」と言った人はどうなりましたか。奇跡を行った人は、その人自身と、その一族がどうなりましたか。韓国で有名だった復興師、過去に名が知られた人々自身と、その子孫が良くなりましたか。良くなりませんでした。なぜでしょうか。盲目的に要求したあとには、必ず盲目的に要求したその代価を、その人自身が要求されるのです。自分がそのような能力を使ったとき、自分自身がそれを動かせる自分になることができず、神様の力によって行ったとすれば、その人自身が受けた福によって侵害されるのです。基盤がなければ一度に崩れるのと同じです。

 

13 モーセが奇跡を行っていなければ滅びませんでした。イエス様が奇跡を行っていなければ十字架にかからなかったというのです。奇跡が良いのではありません。それは多くの犠牲の代価を払っても一度にこっと笑うだけで、終わってしまうのです。今日、それを妄信して、そのような奇跡で天地を収拾し、人間世界のすべてのものを清算しようという荒唐無稽な者たちになってはいけません。

 

14 復帰の路程を歩んでいったイエス様が奇跡を行ったのは、喜んで行ったわけではありません。喜んで、楽に奇跡を行ったと思ったら大きな誤解です。この地にはよりどころがなく、この宇宙の中には頼るところがないので、天に対して訴えざるを得ない事情があったのです。このように悲壮な境地にいた、イエス様の懇切な姿を見つめなければなりません。イエス様が同情せざるを得ない哀れな事情に置かれ、手を挙げて「父よ!」と呼び求めたとき、ここで奇跡が起こったのです。この上なく悲しい、骨肉が溶けるほど悲しい場面で叫ぶ、その事情を通じて現れたのが奇跡でした。

 

15 先生が祈れば、奇跡をいくらでもします。しかし、ありとあらゆることが起こったとしても、先生はしません。それを治して何をするのですか。治してあげたところで、天国で役に立ちますか。何の必要もありません。何人かの人が韓国でそのようなことをたくさんしましたが、先生はそのようなことをしませんでした。悪口を言われてもじっとしています。一人で歩みながら、先生が行く道を先生が準備しなければなりません。準備ができなかった人は流れていくと考えるのです。完全に準備をしておいて、大舞台であるアメリカに行って激しく悔い改めさせるのです。キリスト教が誤ったので、悔い改めなさいというのです。

 

16 先生に知恵がなければ、すべて台無しにしていたはずです。先生が病気を治す祈りをすれば、千人、万人が一度に治るでしょう。しかし、それを断りました。教育をしなければなりません。神霊の役事は一時ですが、真理は万年続きます。自分たちに今、そのような時が来ました。病気を治すことも、どのようなことも、すべてできるというのです。黙って見ているだけで、ハンセン病が治ることがあり、ありとあらゆる病気も治るというのです。火がついて統一教会の先生を慕い、食事をすることを忘れ、寝ることも忘れれば、どのような病気もすべて治ります。病気にかかったことも忘れてしまいます。忘れて一年も過ごせば、病気がなくなるのです。聖書の奇跡は何でもありません。そのようなことを、先生がすべてしました。

第三節 霊人の再臨復活

 

1 先生が特別に、何千年前に生まれては逝った霊人と地上にいる人を祝福してあげました。その人々が、その霊人たちと暮らしています。彼らは、世の中の現在の人と結婚するより、霊界の霊人と結婚したほうが天国に行ける確率が高いので、霊人たちと結婚しようと思ったのです。彼らの心と体は、いつも神様のように一つになっているので闘いません。ですから、彼らの相対になれば、この地上で暮らしていても心と体が闘わなくなります。もしその相対が地獄に行くようになっても、彼らが「私についてきなさい!私が導こう」と言うのです。そうすれば、自動的に霊界に入っていくようになります。そのような背景を知るようになれば、すべての人々が霊人たちと結婚しようと考えるでしょう。

 

霊人たちが再臨協助する理由

2 皆さんは、天地祝福について知っているでしょう。これをすることによって分かれた霊界と肉界を一つにし、地獄に行っている人を捜して祝福してあげるのです。統一教会に入ってくれば、国家基準を超えます。世界的圏内の使命をもっていることによって、国に罪を犯して地獄に行っている人を引き抜いて祝福するのです。地上の母や親戚、血統的関係にある人々を中心として解放運動をするのです。

 

3 今はもう、恨があるでしょうか。先生が手をつけることには、すべて手をつけたのです。今は闘っています。見えない霊人たちが下りてくるようにして、大将の役割を果たさなければなりません。

世の中の大将の役割を果たせなかったので、霊界に行っている人、先祖の大将にならなければならないではないですか。皆がそれを願っています。数多くの宗教圏内の人々を祝福してあげ、自分の息子、娘の祝福を許諾し、霊界祝福を許諾するのです。心情的関係の幹が残っているところを探し、夜を明かしながら自分の宗教の歴代の人々を祝福してあげなさいというのです。

 

4 人間たちが知らない霊界の霊人たちを動員して、証させることができる基準が自分にあるかが問題です。霊界もそのようなことを求めています。霊界は神様の心情を知っているので、地上にそのような人がいて訴えれば、霊人たちを動員して、天国理念の実現のために行う地上の仕事に協助するようになります。霊界の霊人たちがこの地に来られない理由は、この地が嘆息の垣根になっているからです。

Luke Higuchi