天聖経: 第128話
日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー
第五篇 真の家庭
第二章 本然の男女の愛と祝福結婚
第四節 祝福家庭の歴史と意義 10-21
10 七十二家庭は、氏族から民族を編成して、天を代表する中心者を選び立てた立場です。モーセが七十二長老を中心として民族的な指導基盤をつくったのと同じように、先生も氏族圏から民族圏に発展しなければなりません。それが何かといえば、家庭です。どこまでも家庭を中心として天が役事するというのです。その次に百二十四家庭とは何でしょうか。イエス様の時代を中心として見るとき、百二十入門徒を中心としてイエス様が昇天することによって、五旬節に百二十入門徒が結合して世界的な出発をしたことと同様です。これは、世界の国家が終わりの日に百二十カ国になるとき、主が顕現できる限界点を提示したものです。ですから、地上においてそのような基盤を磨き上げるための百二十家庭、世界代表型の家庭を天の前に立てておかなければなりません。そこに四家庭を合わせて百二十四家庭を祝福したのです。
11 民族を中心とした七十二家庭の基盤の上に、世界の代表百二十カ国を糾合したならば、イエス様はこの地上でみ旨を成就することができたというのが摂理観です。これを蕩減復帰しなければならないのが統一教会の責任です。統一教会の責任であると同時に、統一教会の祝福を受けた家庭の責任です。
百二十四家庭の祝福が終わることによって、一九六五年に先生が全世界に聖地を選定しました。神様のみ旨を中心として三十六家庭を探し出し、その次には七十二家庭を探し出して民族的中心とし、世界国家型の百二十家庭の基盤をつくっておいたので、世界国家を管理しなければなりません。そのような時代に入るので、全世界四十カ国に、百二十カ所の聖地を選定したのです。
12 三十六家庭は、堕落した人類の先祖たちが復活した型であり、七十二家庭はその先祖たちの息子、娘たちが復活した型であり、その次の百二十四家庭は世界の人たちが復活した型です。これが一つになれば、家庭と息子、娘が一つになり、世界が一つになります。
ですから、百二十四家庭までは、先生が責任を負わなければならないと考えるのです。今からは皆さんも、先生のような考え方をもたなければなりません。一つの世界を探し出すためには一つの国を立てなければならず、一つの国を探し出すためには私の一族、文氏であれば文氏の氏族を動員しなければなりません。氏族を動員して、この大韓民国の民族を救わなければならないというのです。
民族を代表した四百三十家庭
13 世界的に聖地を選定したのちに、四百三十家庭を祝福しました。それは、ユダヤ民族のエジプトでの四百三十年に該当し、韓国歴史においての四千三百年に該当します。それは、新しい歴史の出発を意味しました。また四百三十家庭は、世界の家庭を代表します。そののちに、先生が第二次世界巡回の時、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本で四十三双を祝福しました。
先生は、その四十三家庭を、世界的な次元で四百三十家庭に連結したのです。四十三家庭を四百三十家庭と連結させることによって、先生は、韓国で成し遂げた勝利の基盤を再び世界に連結することができました。先生は、その基台を西洋世界に連結することができたのです。これをすることによって、統一教会の食口たちだけではなく、世界のすべての家庭は。その時に、天的な運勢が受けられる立場に立つことができたのです。
14 四百三十家庭は、四千三百年の歴史とぴったり合います。イスラエルは、四百三十年目に四代を中心としてエジプトから出てきました。それと同じように、四千三百年目に四十三数の地上基盤を経て出発することができる、国家と民族を天のみ旨の前に立てる土台を広げるための代表家庭が、四百三十家庭です。四十三数の四と三を合わせれば七数になり、これを掛ければ十二数になります。
このような原則を通して四百三十家庭を韓国で祝福したのです。このようにして四百三十年目にイスラエルの解放が始まり、移動が始まったのと同じように、統一教会でも移動が始まったのです。ですから、全羅道の人は江原道に行き、江原道の人は全羅道に行き、みな交ざって大移動が始まったのです。
15 先生が四百三十双を祝福したことは、世界的な次元の使命を遂行できる門が開かれたということを意味します。皆さんが世界的な次元でその目標を達成したあと、それは皆さんが氏族的な次元でメシヤになる立場にあるという意味です。祝福を受けた人々として、皆さんは今、死んだイエス様の立場にあるのではありません。祝福を受けたからです。皆さんは、氏族を復帰するために再び来たイエス様の立場にあるのです。
七百七十七、干八百、六千、六千五百家庭の祝福
16 合同結婚式の歴史は、まず三家庭、次は三十六家庭、その次には七十二家庭、その次には百二十四家庭、その次には四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭へと続きました。そして、世界のいかなる民族でも神様の祝福圏内に入ることができるように開門する時代になりました。それでアメリカとドイツと日本を主体国として祝福したのです。一九七〇年に七百七十七家庭を祝福することによって、初めていかなる民族でも神様の摂理圏内に入ってくるようになったのです。
17 一九七〇年代に大移動が起こりました。全世界から十カ国以上の祝福家庭を韓国に呼び、カナン復帰をしたのです。韓国に呼んで一つに束ねておいたのです。これが七百七十七家庭の祝福です。
18 七百七十七家庭からは、超民族的結婚時代に入るのです。ですから、統一教会は一つの大韓民国を中心とした教会ではありません。既に七百七十七家庭を祝福することによって、統一教会には世界人類を通して新しい民族形成の基盤がつくられました。七百七十七家庭から世界民族を形成できる新しい超民族的時代、超氏族的時代に入るというのです。その時から、統一教会は世界的出発をしなければなりません。
19 韓国のあらゆる宗氏うし)(同じ姓同士の人たたちが、天国に行ける門をすべて開けておきました。これを塞いではいけません。神様の愛が普遍的な愛であり、全体的な愛である以上、門を閉めることはできません。すべて開けておかなければなりません。そこから拡大するのです。四百三十家庭、その次に七百七十七家庭です。これは世界舞台に立つものです。国家舞台を越えて世界舞台に行くのです。
20 祝福をしたというのは、父母を中心として、この地上に天的血族圏が生じたということです。その血族圏には数多くの氏族が入っています。韓国を中心として様々な氏族がすべて入っています。その門を開けてあげるのが、四百三十家庭の祝福から七百七十七家庭の祝福です。
21 サタンは、家庭を中心として堕落したので、神様の主管圏に家庭を束ねて超国家的な運動を展開してきたのです。七百七十七家庭、その次に千八百家庭です。千八百家庭までで最後です。
サタン数である六数の三倍、蘇生、長成、完成で十八数です。サタン世界において千八百家庭を先生が立てたということは、氏族圏を超えることになります。国家基準に連結された勝利基準は、世界に連結される道の始まりです。千八百家庭は、サタンの主管圏となる六百数の三倍の数です。それを基準として家庭を立て、サタン圏の家庭を蕩減する基準になるのが千八百家庭です。