25. 第7部 1.天一国安着のための祝福家庭の責任 1. 天一国と基元節

基元節は神様の夢がかなう日

基元節は神様の夢がかなう日です。私はその日を考えながら、「お父様はなぜ13日をあれほど強調されたのか」と思い、天と対話する時間をたくさんもちました。なぜ13数なのでしょうか。聖書は多くの部分が比喩と象徴で書かれています。神様の天地創造は6日かかったのではありません。神様の天地創造は12日かかりました。13日は神様の夢がかなう日に定められました。ですから、お父様は13日を「基元節」に定められたのです。神様の王権即位式をしてさしあげ、天正宮博物館入宮•戴冠式を経ながら基元節に向けたお父様の準備は12年かかったのです。(2013.1.7、天正宮博物館)

神様は天地創造を始められ、アダムとエバまで創造されてから、7日目に休まれたと聖書にあります。ところが、「夕となり、また朝となった。第1日である」とあります。この言葉は、時間的というよりは期間を意味します。「神様が天地を創造された期間は、6日ではなぐ12日(の期間)だったのです。その次の日である13日に休まれた」ということです。真の父母様によって天一国が出帆することになった歴史的な日である基元節が2013年1月13日です。13数が重要です。また私は、神様が天地創造をなさったことと同じ脈絡で、13人以上の子供を生みました。数字の13が重要なのです。歴史が始まって以来、誰もできなかったことです。(2016.8.1、天宙清平修錬苑)

聖書の多くの部分が比喩と象徴で書かれていますが、天地創造の期間だけを見ても、1日という概念ではありません。神様は万能なるお方なので、「太陽ができなさい。月ができなさい。岩ができなさい」とおっしゃって天地創造が始まったといいますが、神様は全身全霊でエネルギーを投入されました。渾身の力を尽くされたのです。万物世界が誕生するまで1日という概念ではなかったのです。段階と考えなければなりません。神様が、微生物から高等動物に至るまで全力を尽くして創造されたのです。

皆さんは祝福を受けて母としての道を歩んだでしょうから、赤ちゃんの生まれる過程が分かるはずです。どのように生まれますか。「もうこれ以上我慢ならない。死にそうだ。もう駄目だ」となってこそ生命が生まれるでしょう。簡単には生まれません。神様の創造においても、そのような苦痛を通して、万物が一つ一つ生まれたということを考えれば、13日に対する神様の夢は大きかったのです。私は、天地創造の期間は6日ではなく12日であると言いましたが、13日は神様の夢が完成し得た日です。神様の願いは四位基台の完成でしたが、人間の父母になられたかったのです。

お父様は私たちに対して、基元節である1月13日が最も重要な日であると宣布してくださり、その基元節のために摂理的なことをたくさんされました。それが「神様王権即位式」からの12年間です。これは数字的に合っています。偶然に簡単に訪れた日ではありません。(2013.1.14、天正宮博物館)

基元節を迎える姿勢

基元節に向かう皆さんの準備はどのように進んでいますか。一言で言えば、天地開闢の時代ですが、皆さんはどのように準備していますか。皆さん自身の心と体が一つになっていますか。私たちは天の前において罪人です。私たちの受けた恩賜に対してあまりにも責任を果たすことができませんでした。誰か立ち上がって「私は責任を果たした」と誇ることができるでしょうか。

歴史始まって以来、初めて迎える基元節が、祝福の日であることだけは明らかです。ところが、皆さんの態度はどうでしょうか。その祝福を代価なしに受けるつもりでしょうか、息子、娘の資格で受けるつもりでしょうか。良心に手を当てて本心の言葉を聞くことができる人がいるでしょうか。先に逝かれたお父様のことをもう一度思いながら、私たちは麻の服を着た姿勢で悔い改めなければなりません。互いに許す心がなくてはならないのです。

神様の蕩減復帰の摂理歴史も大変でしたが、すべてを惜しみなく与えられ、誇らしい天一国の民になることを願われる父母様に対して、私たちはあまりにも資格がありません。あまりにも準備ができていません。どうしなければならないでしょうか。皆さん自らが低い立場で悔い改めるそのような心で、再び天の哀れみを請う立場で基元節を迎えなければならないのです。

それゆえに私は、国内外で不必要な訴訟を起こしているすべての人たちに「悔い改めよ」と言いたいのです。すべての荷を下ろして、基元節を通して新しく出発せよと言うのです。そして、迫りくる基元節のために準備する全世界の祝福家庭たちは、天の前に一点も恥じることのない期間をもたなければなりません。私は基元節を通して、すべての面における門を大きく開きました。

真の父母様を中心に迎えて絶対信仰•铯対愛•絶対服従で、人生の最期の瞬間まで、一途な心で不屈の姿で忠孝烈の隊列に必ず加わるのだと誓いながら行動し、実践するのです。そのような皆さんのために私は門を大きく開きました。

皆さんがそのように決心して出発するならば、私たちの未来には蕩減がないでしょう。私たちは蕩減のない天一国時代を準備しなければなりません。そのためには責任が必要です。責任は誰かが果たしてくれるものではありません。自分自身が果たさなければなりません。死生決断、全力投球はこのような時に必要な言葉です。理想世界では必要のない言葉です。皆さんの精誠が天においては栄光となり、地においては喜びとなって、永遠なる天一国時代において、愛され、認められる天一国の民にみななることを祈ります。

私たちはみな共に、人類を天の父母様の民へと導くことに最善を尽くすことを、再度決意しましょう。そうしてこそ皆さんはあの世に行っても自由なのです。讒訴のない世界で暮らすようになるのです。皆さんが地上で責任を果たせなくなれば、讒訴が永遠の世界までついて来るようになります。そうなると、愛で息をする霊界において、皆さんは呼吸困難になってしまいます。今、皆さんの年齢が高くても構いません。この地上に身を置いている限り、責任を全うする皆さんにならなければなりません。そうして永遠の世界で自由に父母様の前に出ることができ、誇ることのできる皆さんとなることを願います。(2013.1.20、清心平和ワールドセンター)

基元節を控え、すべての統一家の食口たちは、もう一度掃除をしなければなりません。ですから、その時に参加する食口たちや、事情があって出席できない食口たちのために、大陸会長に聖酒を分けてあげます。特別なことです。

ですから、これで心と体をきれいに洗って来なければなりません。(2012.10.25、本郷苑)

キリスト教は2000年の間、メシヤはどのように来られるべきであり、地上に現れてどのようなことをなさるのかということを具体的に知らない状態で、無条件に信じれば天国に行くというふうに教えてきました。今は私たちの時になりました。真のお父様がすべての蕩減の役事を遂行されて、できることはすベてなさいました。今は神様が、エデンの園でアダムとエバの家庭を通して成し遂げようとされた理想を成し遂げることがおできになるのです。そのような時です。神様が真の父母を探し出されたのは、アダムとエバを祝福されたことと同じですが、その上に神様の国をお建てにならなければなりません。そこに私たちが参加して精誠を尽くさなければなりません。そのように神様は目標を定められました。今日私たちがどのようにするかによって、2013年にその結果が出るということをお父様が明確におっしゃいました。それを早めなければなりません。皆さんの能力と精誠、努力いかんによって父母様の苦労の路程を楽にしてさしあげられるのではないかということです。(2005.10.3、日本、福岡)

私たちには希望があります。皆さん、「天一国の歌」を、朝夕に何度も吟味しながら聴いてみてください。そのように実践すれば皆さんは自由になります。自由・平和・統ー・幸福の世界はそのようにして築かれるのです。私たちはその伝統を立てなければなりません。皆さん自ら責任を全うする祝福家庭となるよう願います。韓国の復帰だけではなく世界の復帰です。

今年から「神の日」、「真の父母の日」、「真の万物の日」、「真の子女の日」の行事を各国に定着させるようにするつもりです。これまで、そのような名節の行事を一つの場所で行うので、代表者だけが参加します。食口たちは名節の本来の意味を知りません。その国に教会がいくつあろうと、協会長の指揮のもとに「神の日」、「真の父母の日」、「真の万物の日」、「真の子女の日」の行事を準備しなければなりません。食口たちと渾然一体となって精誠に精誠を重ねながらそのような行事を開催しなければならないのであって、皆さんはいい加減に暮らしてから霊界に行くことはできません。

「神の日」が現れるまで、お父様は裏舞台で血の涙を流されました。そうしなければ、蕩減を越えることができませんでした。堕落した世の中ゆえに、その堕落圏を抜け出そうとするので蕩減が生じたのです。サタンが降参しなければならなかったのです。一段階一段階勝利して立てられた名節です。それを食口たちは知らなければなりません。幹部から食口まで「血の涙が出る路程を経て、真の父母様が私たちのために立ててくださったのだ!」と思いながらそのような名節を迎えるたびに、もっと天の前に忠誠を尽くし、孝を尽くそうという心が生じなければなりません。そうすればその国が発展します。私は全世界的にそのようにして、みな共に天の前に連れていきたいのです。

まもなく私たちは基元節を迎えます。基元節の行事が最も大きい行事です。天の父母様に侍って新しく出発する日なので、これが最も大きいのです。それから、お父様が聖和された日を大きく記念しなければなりません。世界人類がみ言を聞いて感動するようになれば、最も訪ねていきたい所は本郷苑です。聖地巡礼も大きな行事となるでしょう。お父様が草創期に、「韓国を訪れる群れが絶え間なく列をつくるようになる」とおっしゃいましたが、何をもってそうなるのでしょうか。私たちがこの日をそのように立ててさしあげなければなりません。そうなれば、天には栄光が、地上には感謝と称賛がやまないことでしょう。(2013.2.10、天正宮博物館)

基元節の宣布

敬愛する天の父母様、万王の王であられる天地人真の父母様、平和の王よ、聖恩の限りでございます。天の父母様にお告げします。国号を天一国と定め、国花はバラとユリとし、国鳥はツルとし、天一国旗と天一国の歌を天の前に奉呈いたします。本日2013年1月13日を期して、天一国元年を宣布いたします。(2013.2.22、清心平和ワールドセンター)

天の父母様、天には栄光が、地上には賛美と称賛が全世界にあふれることを祈ります。天地人真の父母様、誠に感謝申し上げます。本当にお疲れさまでした。きょう私たちは、このように大いなる祝福と恩賜の日に立ち得ない至らぬ身であることを存じておりますが、天は広く大きく再度抱いてくださいました。お父様!この恩恵を、この感激をどうして私たちだけが受けられましようか。申し上げますが、天の父母様、私たちは命の尽きる日まで、天一国の完成に向かって総進軍することをもう一度誓って決心いたします。天の父母様、私たちをお助けくださいませ!私たちは、あなたの前に愛され、誇りとなる子女として立つことを望む心が切実であり、天よ、この場を借りて天の父母様に切に求めますので、私たちを最後までお守りくださり、あなたのみ旨を大きく全世界に繰り広げてくださいませ。(20132.22、清心平和ワールドセンター)

皆さんは、基元節に新天新地を見たのです。途方もない変化の中心に立ったということは奇跡です。想像もできない恩賜と祝福を受けたのは、誰によってでしょうか。誰によって皆さんはこの場に来たのでしょうか。真の父母様の恩賜です。私は、骨の髄から湧き出る感謝の心で、少なくとも3週間は生活しなければならないと言いました。皆さんは、寿命が尽きてあの世に行くまで、感謝する心、切に有り難く思う心をもたなければなりません。

今は天の父母様に侍って天地創造をする期間です。天一国の創建という目標を掲げて天地創造をする期間です。皆さんはどのような存在になりたいでしょうか。太陽になりたいですか、月になりたいですか。皆さんの決心と行動いかんによって想像もつかない天地創造が起こるのです。実体は、私の一身を通して成されるということを考えれば、じっと座ったまま考えてばかりいる立場ではありません。あまりの興奮と感激でどうしたらよいのか分からない皆さんの身振りが現れなければなりません。実践、行動が出てこなければなりません。寝る時間も惜しみながら、この興奮と感謝と祝福を分け与えることに最善を尽くさなければならないのです。

今回が皆さんの生涯において最初で最後です。天の父母様と共に天地創造をするこの達方もない祝福のさなかに皆さんがいることになるのですが、皆さんはどのような姿に創造されるのでしょうか。皆さんは子孫たちから永遠に称賛を受けられる立場に置かれています。天がそのような機会を与えてくださったのです。(2013.2.28、天正宮博物館)

旧約時代には神様のことを「ヤハウェ」と呼び、新約時代には「天のお父様」と呼びました。これから名称を替えなければなりません。祈涛をする時、神様を「天の父母様」に替えます。「ヘブンリー•ペアレント(HeavenlyParent)」です。英語でも軟らかくて、韓国語でも意味のある天の父母様であられます。祈祷する時、最初に出てくる単語が「天の父母様」、その次に、愛する「天地人真の父母様」とならなければなりません。(2013.1.7、天正宮博物館)

基元節は天一国の始まりです。韓国が天の父母様の祖国なので、すべての国と民族は、実質的に天の父母様の祖国になるように韓国に来て積極的に協力しなければならないのです。

天はかなり前から基元節を準備してこられました。責任を果たせなかった中心人物を天は再び使うことはありませんでした。二世たちを助けて、私たち全員が勝利するようにするべきです。百方手を尽くして協力しなければなりません。第1、第2イスラエルは第3イスラエルである韓国に協力して復帰されるようにしなければなりません。

真のお父様はメシヤで終わるのではなぐ勝利した真の父母様としておられます。皆さんは真の父母様を証しなければなりません。これが真の家庭の理想を成し遂げる近道であり、貴い祝福です。(天一国経典)『天聖経』、『平和経』、『真の父母経』を通して新しい歴史のページを開きました。もうどんぶり勘定式は通じません。はっきりと証するのです。侍って生きたといいますが、知らなかったという事実は途方もない結果を招きます。

韓国で真の父母様の王権を復帰してさしあげる目標が「ビジョン2020」です。摂理的一世と二世は総進軍して、天の父母様の祖国を復帰してさしあげなければなりません。韓、米、日の摂理的3国は、この時点で死生決断、全力段球、実践躬行によって変わらなければなりません。(2013.7.5、ハワイ)

Luke Higuchi