(RS-39) 2019-9-29 神京原国 2019 南北統一希望前進大会
新たに跳躍する100年を出発しながら韓国が解かなければならない問題
神京原国 2019 南北統一希望前進大会 真の父母様のみ言
天一国7年9月1日(陽2019.9.29)
江陵スピードスケート競技場
愛する京原国の祝福家庭、食口の皆さん!国内外から来られた貴賓、平和大使、紳士淑女の皆様!きょう私は三・一運動100周年を迎え、新しく跳躍する百年を出発し、この韓国が解決すべき課題をお話ししようと思います。
三・一運動はキリスト教の指導者と学生たちによって、神様が保護する大韓民国を叫びながらこの国が神様の摂理の中で責任を果たせるよう願って立ち上がりました。この国の解放と独立のために戦った南と北の指導者たちは解放を迎えたのですが、思想的に民主主義と共産主義に分断されました。このように(韓国が南と北に分かれ)対峙する中で、ソ連は共産主義の世界化を夢見て大韓半島(朝鮮半島)を占領しようとしました。世界で知られていない小さな国であるこの国に、どのようにして国連の16ヶ国が参戦することができたのでしょうか。この民族はずいぶん前、紀元前400年から天が準備した選民でした。しかしこの民族の民たちはその事実が分かりませんでした。
天の父母様の願いと堕落した世界
創造主・神様は、ご自身のかたちに似せて天地万物を創造されたと言われました。鉱物世界のプラスとマイナスから、植物世界の雄しべと雌しべ、動物世界の雄と雌、最後に人間始祖の男性と女性を創造されました。そして神様は人間に責任をくださいました。神様から見て美しく成長し、最終的に神様の祝福を受ける位置まで自ら理解して進むように願われました。これがどれほど限りない恩恵であるかというのに、彼らは自分を振り返るようになり、自己中心に行動して今日の堕落した世界をつくりました。
神様は全知全能であられます。はじまりと終わりが同じです。永存なさる神様はご自身の創造原則を覆すことはできません。もどかしくて堕落した人類を捨てておくことができないため、蕩減復帰、救援摂理歴史を始められました。しかしイスラエル民族を選び、個人から民族を経て国家的基盤が形成されるまで、どれだけ蕩減復帰摂理歴史が大変ならば、4000年かかったのでしょうか!
4000年ぶりに天は、イスラエル民族に約束したメシヤ、イエス・キリストを送ってくださいました。しかしどうなりましたか。イエス様を誕生させたマリヤ、ユダヤ教、イスラエル民族はイエス様の本質が分かりませんでした。イエス様が摂理を完成することのできる環境圏をつくって差し上げることができませんでした。30年を待ち、3年の公生涯路程を歩みましたが、結局イエス様は十字架に進む道しかありませんでした。
今日のキリスト教はイエス様の聖血で救われると信じています。これはいかに天の事情と距離が遠い考えでしょうか。ここで、今日のキリスト教徒たちは悔い改めなければなりません。天の事情を先に理解して考える前に、人間中心に理解して考えたのです。人間たちが作ったくびきの中で、神様を正しく理解することはできませんでした。そうして多くの間違いを犯しました。どうして神様を信じるキリスト教の基盤から、「神は死んだ」という共産主義が出てくることができるでしょうか。反省しなければなりません。
独り娘の誕生と真の父母の顕現、真の家庭運動
イエス様は「また来る」と言いました。イエス様を十字架で追いやったイスラエル民族はどのような蕩減を払ったのかを私たちは知っています。2000年間、国のない民族として流離孤客しました。いまだに彼らは、その原因が分からないのです。天がご覧になり、どれほどもどかしいことでしょうか。
イエス様が「また来る」と言われ、また来て「小羊の婚宴」をするというのです。そうであるならば、キリスト教圏はいつ、どこでイエス様の相対になり得る独り娘が出てくるのかを注視しなければならないでしょう。天は信じられない人間を通しては救援摂理歴史の完成を見ることができないために、ご自身は新しい選民を探し立てられました。それが紀元前4百年前にあった、韓氏王朝です。
それゆえ天はこの韓民族の中で、キリスト教基盤を通して1943年に独り娘を誕生させました。
韓国で解放とともに、予期せぬ同族間の戦争が起こりました。以北はソ連と共に万全の準備をしていましたが、南韓の民主主義はまだ体制が十分に整っていない状態でした。北朝鮮に対抗することができない立場でした。しかし1943年に独り娘が誕生したので、天は創造原則によって独り娘が成長できる時間をくださらなければなりませんでした。そうしてこの独り娘自らが摂理が分かって責任を果たせる位置まで進むまでは、天が保護しなければなりませんでした。
どうしてすぐに国連の16ヶ国がこの国へ来ることができたのでしょうか。人間の努力では不可能です。しかし天はこの民族を通して独り娘を誕生させたので、この独り娘によって天が望んだ、勝利した人間始祖、真の父母が顕現できる時間をくださらなければなりませんでした。天が6000年間どれほど待ちこがれ、人類が願った一日だったかというのに、キリスト教基盤においては歓迎することができませんでした。6・25動乱を経てまだ再整備されていない状態でしたが、天の摂理を考えると思う時、それ以上躊躇することはできませんでした。そして1960年に真の父母の位置に進み出たのです。
堕落した人間としては、天の父母様の前に進み出ることができません。真の父母を通して再び生まれたという条件を立てずしては、天の父母様の息子、娘になれないのです。これはどれほど限りない天の祝福であり恩恵でしょうか。天の父母様の息子、娘になれるその道を祝福してくれる真の父母の行く道は、険しく困難がありました。(聖婚)60年という歳月を経て、今では全世界的に多くの祝福家庭がいます。
76億人類は、きょう も、どのようにすれば戦争と葛藤のない平和な世界に進んでいくことができるかを夢見て努力しています。その道は一つです。堕落のくびきを抜け出してこそ天の父母様に侍る真の子女になることができるのです。それゆえに真の父母は家庭連合を通して真の家庭運動を全世界的に広げて行っているのです。
この京原国は私たちが忘れてはならない国連参戦勇士の痕跡が残っている所です。特にきょうエチオピアの大使が語られたように、京原国には悽絶だった戦争の実話がたくさんあります。私はきょう、京原国の祝福家庭にお願いします。皆さんが独り娘、真の父母様を信じて祝福を受けるエチオピアになるようにして、天の父母様に侍る神エチオピアとなれるよう努力してくださることをお願いします。
新しい時代、新しい歴史を創出する京原国となりなさい
天の父母様の夢と人類の願いは、「人類一家族」です。世界の76億人類が皆、真の家庭運動を通して祝福を受ける位置に進むようになるならば、これ以上の戦争と葛藤はなくなります。この国が当面している南北統一の問題も、道は一つであり、この国の為政者と国民が天の父母様に侍る真の家庭運動を完成するならば、この国に対抗する敵はなくなります。
私たちは第一次、第二次世界大戦を通して多くの教訓を得ました。戦争に掛かる費用は計り知れない程、天文学的に多いのです。そのようなお金を一度に浪費しますが、それほど使われる資金を世界平和と、破壊されている地球を回復するために使わなければなりません。そうして、貧富の差のない国、平等な世界、200ヶ国余りの国(と地域)が天の父母様に侍った一つの兄弟国家として生きて行くその日に、地上天国に向かって進んでいかなければなりません。
この京原国が、私たちが、6・25動乱の時に恩恵を受けた国々に祝福をしてあげる位置に進み出るようになれば、その国を通して周辺の国々が真の父母の愛と天の父母様の祝福を理解するようになるのです。その日には戦争のない平和世界、真なる人類が願った「天の父母様に侍る人類一家族」の平和世界になるのであり、皆さんはこれから世界に向けて声を上げ、拍車をかけて下さるようにお願いします。
私は世界に行くことのできる、世界が一つになることのできる環境を、世界的にたくさんつくってきています。世界平和高速道路もその一例です。私たちを保護するために若き血と汗を流した兄弟の国に対して、私たちは恩を返さなければならないし、感謝する心を忘れてはなりません。父母様は、ために生きる人生と真の愛を中心としてアジア太平洋文明圏時代を開いたので、これからは私たちの若い青少年たちが世界に向かって進む時です。
それできょう、私は新しい時代、新しい歴史を創出するこの京原国(キョンウォンコク)、發旺山(パルワンサン)で点火された聖火が、次は日本、ヨーロッパ、東南アジア、オセアニア、中南米、そしてアフリカの国々を回り、アメリカに行くようになります。今回の12月、アメリカ・ニューヨークでは3万名のキリスト教の大教団の牧師達が集まり、独り娘・真のお母様を迎え、天の父母様の夢を叶える、国家の復帰、世界の復帰に向かって進もうと決意するようになります。この事は、人間の力ではできないことです。
天がともにあられ、天が6000年間どれだけこの人類を子供として抱いて愛したかったのかを、皆さんは知らなければなりません。その天の父母様の恨を解いて差し上げ、一刻も早く76億人類が地上に顕現した独り娘、真の父母に侍り、天の父母様に栄光をお返しするその一日を早める京原国の祝福家庭となるようにお願いします。