天聖経: 第271話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第九篇 家庭教会と氏族的メシヤ

第二章 氏族的メシヤ

 第一節 氏族的メシヤの宣布32-36

第二節 氏族的メシヤの責任 1-5

32 メシヤという言葉は、故郷の先祖と同じです。すべての横的な世界が、氏族の住む所です。完全に消化する中心は神様です。まず、真の父母様を中心として、その目的達成のための活動をするのです。アメリカにいる先生が韓国に帰れば、中心もすぐに韓国に移動します。先生がいなければ、がらんとしています。先生が来れば、再びすべての場所が満たされます。四方が希望に満ちた場になっていくのです。

氏族の王が氏族的メシヤです。氏族的メシヤの立場は、第二父母の立場、イエス様の立場です。先生から祝福を受ける皆さんの位置は、イエス様以上の位置です。「私は真の父母を中心として、氏族的メシヤとして派遣される」というのです。皆さんの氏族を救ってあげたのちに、皆さんはアダムの位置に上がることができます。

 

33 氏族的メシヤは、歴史的なすべての被造世界、人類の男性、女性、家庭のすべての種として祝福してあげたのです。種だというのです。数多くの家庭が育ってきましたが、天地が必要とし、神様が必要とする家庭ではありませんでした。それは種ではありません。氏族的メシヤとして行きなさいというのは、皆さんの氏族のところに行って新しい種を植え、そこに生えているのが偽りのオリーブの木なので、これを切って接ぎ木し、真のオリーブの木が生える真のオリーブの木の畑を造りなさいということです。その一族には、これ以上の福音はありません。国を探し出すことよりも、世界を探し出すことよりも、天地を探し出すことよりも、もっと貴いのです。

 

34 皆さんが外地に出て修練をし、み旨を中心として熱心に活動した新しい習慣性をもって、その町全体を変革しなければなりません。ついていってはいけません。神様が、何もない中で御自分のすべてを投入して愛の対象圏をつくったように、皆さん自身を投入しなければなりません。必ず一つに一致させなければなりません。皆さんの故郷の人々の中で、誰よりも最高の位置にまで行けば、霊界が協助するのです。

 

35 神様のみ前に一番近い所に行きますか、遠い所に行きますか。すべての人が「近い所に行く」と言います。勉強をするのもこのためです。なぜ勉強するのでしょうか。私が種になれる要素をたくさん吸収し、大きく吸収するためです。そのためには、すべて吸収しなければなりません。吸収するときは、無理やりではありません。自然と私に吸い込まれてこなければなりません。ですから、ために与えなければならないのです。

「私はいつでも歓迎します。どうぞお越しください!」と言える生活、種になれる生涯に連結されてこそ、天地の前に代表的な存在として残されるのではないかというのです。その意味を知った皆さんは、故郷に入って種になれる存在として植えられ、大韓民国はもちろん、天地が訪ねていくことができ、神様がいつでも訪ねたいと思う環境を残せなければなりません。そのようにしておいて天の国に行けば、間違いなく天の国の息子、娘として愛を受けながら暮らすのです。このような生涯路程を、これから定立しなければなりません。

 

36 皆さんが故郷を訪ねていくのは、新しい種を植えるためです。アダムとエバの種が不出来な種になったので、皆さんを通して新しい種を植え、新しい根を下ろそうというのです。新しい種を植えるときは、肥料を与えなければなりません。ですから、悪口を浴びに行かなければならないのです。理解されない立場で悪口を浴び、苦労をたくさんしなければなりません。三年も必要ありません。六ヶ月あれば、すべて終わるというのです。

第二節 氏族的メシヤの責任

 

1 氏族的メシヤは、長子権が復帰された基盤の上で、父母権解放のために来られる主が、個人的アベル、家庭的アベル、氏族的アベル、民族的アベル、国家的アベル、世界的アベル圏を代表し、キリスト教とアメリカができなかったことを再び接ぎ木して、反対していた共産党まで倒し、統一天下にできる環境条件を備えた土台の上に送るのです。そのため、天上から再臨主を送ったのと同じく、神様の代わりに父母が皆さんを氏族的メシヤとして送り、イスラエルの国が四千年間準備したメシヤを迎えるための約束の基盤である主流宗教圏を、皆さんに相続してあげたのです。

 

家庭教会と信仰の子女

2 氏族的メシヤは、カイン・アベルの二つの一族を抱かなければなりません。自分の一族とカインの一族を抱かなければならないのです。イエス様を中心として見るとき、ヨセフ家庭とザカリヤ家庭と同じです。この家庭が一つになれないことによって、イエス様が亡くなったのです。今は、家庭教会と氏族教会が必要です。ヨセフ家庭とザカリヤ家庭が一つになったその上に、イエス様が立つのです。その氏族的メシヤに侍り、国家的メシヤに侍るようになれば復帰です。

そのため、家庭教会は、カイン的教会として氏族的メシヤの基盤であり、アベル的教会は自分の一族です。この二つを合わせなければなりません。そうしてこそ、氏族的メシヤの使命が終わるというのです。今や、氏族と完全に一つになるのは問題ありません。そして、外部的にも問題になることがなくなる時に来たというのです。氏族的メシヤを任命したからと言って、家庭教会がなくなるのではありません。この数十億の人類が復帰されても、家庭教会は必要です。体と心が統一され、全世界が統一されなければならないのと同じように、家庭教会も氏族の内外で統一されなければなりません。

 

3 皆さんが氏族的メシヤの使命を果たそうとすれば、カイン的氏族を復帰し、アベル的氏族を復帰しなければなりません。皆さんが精誠を尽くし、皆さんの命令に従って自分の生命と財産をすべて投入して活動できる人を百二十人確保すれば、彼らが皆さんの父母に対して、「息子さん、娘さんを育てるのにどれほど苦労されましたか。息子さん、娘さんが私たちを生かすためにどれほど尽くしてくれたか分かりません」と言うようになるというのです。そのように、百二十人が皆さんの一族を中心として宴をしながら、一言ずつ称賛するようになれば、一晩ですべて回っていくというのです。

 

4 故郷に帰って、氏族的メシヤにならなければなりません。そうかと言って、今まで長年活動してきた家庭教会がなくなるのではありません。家庭教会の基盤はカイン基盤であり、自分の一族はアベル基盤です。家庭教会の基盤において涙と血と汗を流した功績をもてば、自分の一族は自動的に回っていくのです。家庭教会を通して百人だけ伝道して自分の一族のところに行けば、「英雄が来た」と言って、その村が一晩で、一度に戻ってきます。その闘った経歴を報告するのです。

 

5 堕落したアダムとエバは、アベルによって復帰されるのです。祝福を受けた父母も、子女によって完成します。これは実に、堕落した父母がアベルによって復帰されるのと同じです。このようにして蕩減復帰されるのです。ですから、信仰の子女がいなければ、自らの子女を妊賑してはいけません。子女を生んで愛することもできません。これが原理の道です。堕落とは、原理の反対方向に落ちたことなので、その反対方向を塞ぎ、水が流れ出ないように合わせて一致させ、上がっていく道が復帰の道です。ですから、皆さんに絶対に必要なのが信仰の子女です。

Luke Higuchi