(RS-14) 2018-06-24: 護国英霊解怨および南北統一祈願決意大会 真のお母様のみ言

6・25動乱勃発68周年を翌日に控えた天一国6年天暦5月11日(陽暦6月24日)、韓国の清心平和ワールドセンターに天地人真の父母様をお迎えして、韓国家庭連合第1地区の教会員および市民ら約2万人が集まる中、「2018護国英霊解怨および南北統一祈願決意大会」が開催されました。

 

尊敬する内外貴賓、政界指導者、宗団指導者、(韓国)家庭連合、第1地区の食口の皆さん。きょう、私たちは真なる南北統一を念願して、この場に集まりました。そうですか。今日まで、天がこの民族を通して摂理された真実を皆さんは知らなければなりません。

 

本来、宇宙の主人は神様であられます。創造主、天の父母様です。その方のかたちに似せて天地万物が創造され、人間の始祖となり得る男性と女性が創造されました。神様は、人間には特別に成長期間という責任を下さいました。その責任は成長して神様と絶対に一つとなった位置で大人となった時には神様の祝福を受ける位置、その位置で人類の真の父母になることでした。

 

しかし、人間始祖になるべきだったアダムとエバは成長期間の途中で欲心が生じました。「私も神様と同じようになる・・・」この欲心が今日堕落した人類となった原因です。全知全能であられる神様はご自身が立てられた創造原則を無視されることはできません。その意味は必ずや完成させる道に進まれなければならないということです。その道が失った人類を探し求めてこられた、6000年という悠久なる蕩減復帰摂理歴史、救援摂理歴史だったのです。

 

天が堕落した世界においてすべての蕩減条件を完成した人間始祖となり得る勝利した人間なり得る勝利した人間、真の父母となり得る人間を探し求めてこられた摂理歴史でした。2000年前にイスラエル民族を立て、イエス・キリストを送ってくださるまで送ってくださるまで大変で難しい4000年という長い歳月を通して真の父母が現れる基台を造成されました。その時「私の息子だ」と言い得る独り子、イエス・キリストを送ってくださいました。そうであるため、イスラエル民族や摂理に同参した人々はイエス様のための環境圏となってさしあげなければなりませんでした。イエス様を生んだマリヤ自身も責任を果たせませんでした。天の摂理が分からなかったのです。イエス様がどのような方かが分からなかったのです。無知な人間が再び天を悲しませました。

 

今日のキリスト教徒は「十字架の貴い血」で救いを受けると信じています。これがどれほどあり得ない、浅はかなことでしょうか。堕落した人類を救ってくださるために来られた父を、父母を死へと追いやった罪をそのまま見過ごすことはできませんでした。

 

私たちは歴史を通してイスラエル民族が歴史をどのような蕩減を払うようになったのか知っています。イエス様の十字架のあとにキリスト教は出発しましたが、問題は人間が中心になって摂理を導いてきたことにより2000年のキリスト教歴史で多くの失敗を繰り返してきたことです。ここで詳しくお話ししなくても、皆さんはよく分かっているはずです。

 

そうして天はその当時、探すことができなかった独り娘を誕生させるために新しい民族を探して祝福されました。イエス様は十字架で亡くなられる状況で「また来る」と言われ、また来て小羊の婚宴をされるというのです。その言葉は本来、イエス様が成そうとされた真の父母の位置に進まれるという意味です。

 

しかし、今日のキリスト教徒たちはイエス様の本質が分かりません。天の摂理が分かりません。人間的な、断片的な理解で組織をつくり、み旨を支えようと考えましたが、神様を信じるキリスト教の基盤から「神は死んだ」「神はいない」という共産主義が現れました。されゆえ、天の立場から見る時にどれほど惨憺たるものだったでしょうか。

 

1950年に6.25動乱が起きました。北韓は共産体制として南侵する準備を終えました。しかし、南韓は民主主義がまだ定着していない時でした。共産主義の脅威に対して、いかなる対策もありませんでした。その時、この国(韓国)は世界で知られた国ではありませんでした。(朝鮮半島は)強大国によって分けられましたが、世界中の人が知っているような国ではありませんでした。

 

しかし、国連の16カ国が動員され、この国において善なる血を流しました。聖戦だといいます。これが偶然に人間の力でなされたと思われますか。今日の大韓民国は知らなければなりません。私たちは南北統一を念願する前に世界の前に負債を負った国として感謝の心で世界のために生きなければなりません。それは、どのようにすべきでしょうか。経済的な力でしょうか。政治的な力でしょうか。違います。

 

100年前、インドの詩聖タゴールは韓国に向けて美しい詩を詠じ「あなたは東方の明るい光になるであろう」と言いました。その時代は日帝下にある時です。どうして、この国が東方の明るい光となれるでしょうか。私たちはここで知らなければなりません。この民族は神様を知らなければなりません。(韓国の)愛国歌に「神様が保護される私たちの国万歳」とありますが、その深い意味を知らなければなりません。なぜ神様がこの民族を保護したのでしょうか。6000年目にして独り娘を誕生させた国であるためです。

 

天は必ずやこの民族を通して、ご自身の摂理を成さなければならないため、思いもよらない奇跡のような国連軍の参戦によってこの南韓の民主主義を守るようにされたのです。天は保護し、この民族が困難な時ごとに真の父母を通して守ってくださいました。

 

今や私たちは人生の半世紀を超えた成長した中年、老年の立場で生を終える前に天の摂理をつかんで、必ずやこの祖国が神様が共にいらっしゃる信仰の祖国であり、人類の祖国であり、世界の前に灯火となる祖国としての堂々たる姿を世界の前に伝え、皆さん全員が祝福を受ける祝福家庭、祝福を受けたこの民族の責任者となることをお願いします。

 

タゴールが預言した「灯火」とは真理です。真なるみ言です。真の父母のみ言を通して、太平洋文明圏時代が開かれました。この韓国を中心とするアジア圏が心情文化革命の真の愛の旗印を掲げて世界に向けて進むようになる時、人類が願い、天の父母様が念願する神様を中心とする人類一家族の夢が成されることでしょう。それがまさに地上天国なのです。これ以上、葛藤と紛争と戦争がない自由、平和、統一の地上天国に向けて皆さん全員で立ち上がりましょう。

 

きょう、ここに集まった第1地区の皆さんが手に手を取ってこの民族を天の前に、世界の前に誇り得るこの国の皆さんとなるためにもう一度、天の前に誓うこの時間となることを切に願いながらみ言を終えようと思います。

Luke Higuchi