425..韓鶴子総裁御言選集4 文鮮明先生が見た韓鶴子総裁
第4巻 第25回
第6部 最終一体宣言と天一国時代
1. 神様王権即位式と天正宮博物館入宮戴冠式 その②
神様王権即位式と神様の解放
神様王権即位式を挙行したので、全体・全般・全権・全能を行使なさり、あなたが願うすべての宗教圏の霊界を動員して、地上で完成できる自主張時代を迎えました。その自主張の権限をもって真の父母が来て、地上と天上世界の歩調を合わせ、勝利の大解放時代を見つめております。今や新たに2001年1月から、地上と天上世界の祝福された家庭が一心一体となり、地上定着のためのアダム圏の地上基盤を中心とした長子の立場と父母の立場と王権の立場を、天上世界が代を継ぐ基準において、長子権復帰と次子権復帰がなされることによって、次子の権限が長子の権限に代わり得る天地開闢の時代を迎えるようになりました。(342-263, 2001.1.13)
これからは何よりも、祝福家庭として天の王権を守ることができる皆さんとならなければなりません。祝福中心家庭は、神様の王権を守るべき重大な責任があるのです。ですから、いつでも祝福家庭が誇るべきことは神様王権即位式です。それが一番の標的、絶対標的です。皆さんは、神様の主権を讃えて誇り、主権のためにすべてを投入しようという決意をしなければなりません。いかにして神様の王権を保護し、拡張するかということを、絶対・唯一・不変・永遠に記憶しなければなりません。祝福家庭は一生涯、それを保護しなければなりません。(343-120, 2001.1.21)
皆さんがもつべき概念は、絶対的な神様の主権です。第一の概念が神様の主権だということです。そして、その主権が個人・家庭・氏族・民族・国家と世界につながらなければなりません。すべての被造万物も、完成したアダムの家庭につながることを願っています。そのような概念を皆さんがもたなければなりません。皆さんにとって最も誇らしいものが神様の主権です。ところが今、摂理しておられる神様は、喜びの神様ではなく、悲しみの神様です。そのような神様をいかにして本然の神様に復帰させてさしあげるかということが、「終わりの日」においてすべての宗教と国家、そしてメシヤ、真の父母が果たすべき責任なのです。すべてのものの唯一なる定着地が神様の主権です。ところが神様は、そのような主権をもつことができなかったので、絶対的な神様、全能の神様になれずにいるのです。今から神様がそのような主権を取り戻すようになります。神様が王権即位式をすることによって、すべての被造世界の中心になるのです。いくら取りに足らない虫けらでも、それを創造することができる存在は神様しかいません。神様は、人間の堕落後にそのような立場を失ったのですが、今からはその本然の立場に戻るのです。それが、すべての祝福家庭によって可能になります。ですから、皆さんのもつべき概念は、神様の絶対・唯一・不変・永遠なる主権なのです。(343-121, 2001.1.21)
神様自身も解放されなければなりません。神様は解放されていません。ですから、神様も解放を願われるのです。誰がそのように解放ができないようにしたのでしょうか。アダムとエバです。偽りの父母に従って逆の方向に行きました。正しい方向に行って解放し、最後に上がる時は、神様を王に即位させなければなりません。偽りの父母が偽りの血統で天宙を引っ繰り返したので、真の父母が再び引っ繰り返して、地獄まですべて埋めました。聖人と殺人魔まで祝福してあげました。統一教会と私たちに反対していた宗教圏の人々も祝福してあげました。父母様の息子、娘と祝福を受けた聖人をみな束ねて、解放圏、統一圏を許諾したのです。(341-16, 2000.12.29)
父母様は神様を解放しなければなりません。神様が父母になれなかったので、父母の立場を確定してさしあげなければなりません。また、師になれなかったので、師の立場を確定してさしあげ、主人になれなかったので、主人の立場を確定してさしあげ、神様がこの地上に故郷と祖国をもって定着できるようにしなければなりません。そのために、神様王権即位式をしたのです。(361-84, 2001.11.20)
神様王権即位式を、父母様の思いどおりにできるでしょうか。天の国を知らなければならず、プログラムに合わなければなりません。そうでなければ、王権即位式はできません。天の国の王権即位式の内容に合っているので、天上世界において囹圄の身となって心と体に仕切りができていたものがようやく解放され、地上に思いのままに行き来することができるのです。(519-291, 2006.3.6)
神様も、真の父母が解放させてこそ解放されるようになっています。偽りの父母が滅ぼしたものを、真の父母が直さなければなりません。父母様はすでに、すべきことをすべてしました。神様王権即位式をしてさしあげたので、それ以上何をするというのでしょうか。人間としてこの世でできる最高のことをしました。神様の血族をつくり、神様の血筋を連結させるために4億組を祝福しました。(343-190, 2001.1.29)
悲惨な歴史に誰が責任を負うのでしょうか。知らない人は責任を負うことができません。知る人が責任を負わなければなりません。病気を治す医師は、手術室に入り、メスをはじめとするすべての器具をもって自分の命を懸けて手術し、患者を生かすべき責任があります。そのような医師が真の父母です。個人も家庭も国も天地も、堕落した世界圏内の監獄に閉じ込められています。それを誰が解放してあげるのでしょうか。再臨主が真の父母として来て、真の王の家庭から氏族・民族・国家の王を編成し、神様王権即位式をしたのです。(418-251, 2003.9.25)
天正宮博物館入宮戴冠式とその意義
これからは、サタン世界のカイン家庭が丸ごとアベル家庭に呼応し得る立場になったので、エデンの園で失った血筋とカイン・アベルの兄弟が縦的に闘い、左右に闘い、四方に闘っているのですが、祝福家庭を中心としてカイン的な家庭と一つにして、血筋を切ってから本然の真の父母の前に捧げて一つになるのです。一つになる時に、世の中全体が変わらなければなりません。ですから2006年6月13日を中心として、天地が引っ繰り返らなければならないのです。そのように引っ繰り返るようになる時、サタンも本然の立場で真の父母様が完成し得るその世界で、歓喜の心情をもって、昔失った、再び侍ることのできる忠誠の道理を受け継ぐと宣言してはじめて入宮式が可能であるということを知らなければなりません。この地上にいる人間をなくしてしまって新しい出発をすることはできません。これを、すべて向きを直し、本然の自体に戻して入っていくのが6月13日です。新しい時代に移っていくのです。(526-27, 2006.5.10)
交叉結婚をしていない人たちは今後、世界の最高指導者の立場に出て行く道がありません。王宮に入宮したあとは、善なる王の戴冠式をした王統を中心として組織が編成されるのです。王家の先生が1代ならば、2代、3代は誰でしょうか。韓国人だけがなるというわけではありません。女性の中では日本の女性が先頭に立ったのであり、男性の中では韓国の男性が先頭に立ったのですが、皆さんの息子、娘と韓国人どうしが結婚した人の息子、娘が相手になるでしょう。それは今後、貴族、天の国の王孫圏に入ることができる時代が来るということなのです。(527-65, 2006.5.24)
家庭が神様の前に捧げるべき贈り物は、自分の堕落していない本然のアダムの家庭です。理想の花が咲き得る種を植えて、芽生えることのできる新たな出発の記念の境界線を越えるのが入宮式です。(527-318, 2006.6.1)
清平で平和の王入宮式をするようになれば、神様は今までのようなさすらいの生活はしないのです。降りてきて、先生と一つになって定着するのです。定着するので、恐ろしい時代に入るのです。法的な時代に入ります。赦しがありません。神様とアダムが一体にならなければなりません。家庭と国家が一体となることができるように教えてあげるのです。世界の舞台を通して数千年間にわたって先祖がいなく、民がいなくて空いていた天国に、完成し得る一つの家庭形態として合わせるのです。神様を地上の王から連結させるための式が平和の王入宮式となり、戴冠式となるのです。(525-98, 2006.4.23)
天宙平和の王真の父母様天正宮博物館入宮戴冠式を期して、父母様が今や平和の王として、アベルの勝利の覇権の上に立つことのできる戴冠式が決定されるのです。ですから、皆さんは父母様に従ってくるというよりは、これからは敬い、侍っていかなければなりません。父母様について来た時とは異なります。王に代わって全体の表象となっており、皆さんも王の表象に対して全体の前に表象的な代表とならなければなりません。そうしてこそ王と共に一つになり得る時代に入るので、いいかげんに対することができず、いいかげんに暮らすことのできない時代が、現在この瞬間に広がっているのです。(524-181, 2006.4.12)
お父様の全体・全般・全権の能力をもって、すべての過去の悲しかったことを解消なさり、今や残された天上世界と地上世界が一つになって、堕落のなかった本然の完成の家庭の祝福から統一的な国家と世界において、私たちが忠孝の道理を再び編成して加担させ、完成させる忠孝の息子、娘となるよう許諾してくださいますよう、切にお願い申し上げます。ここに祝福を受けた家庭が一堂に会し、この入宮式を中心とした真の父母と共に、一心・一体・一念・一核をもって安着の立場に立ち、これらすベての宣言とともに、再び心と体が一つとなった一体的完成の天宙的頂上の位置で、神様の栄光に侍り、称えることのできる理想的家庭編成がなされることにより、神様の全体・全般・全権の行使を自由自在に、個人から天宙の果てまで、今後、再創造の天宙が連結されるその場まで継続してくださり得る栄光の愛の王となられ、太平聖代と億万世の主人となられますことを、切に報告、宣言いたします。(528-252, 2006.6.6)
この地上に天地人父母様を送られ、天において十、百、千のものを開発、開拓させて覚醒させた勝利の覇権的礎石を据えて、心と体の闘いの場から、夫婦の分裂、父子間の分裂、氏族間の分裂、国家間の分裂、世界間の分裂、天地を中心として無神論的思想、永遠の根源である天地天理の大法度を中心とした天宙の主人であられる神様を中心として、永遠なる実存世界の永遠なる核の王であられる神様と敵対して闘ったすべてを、天地人父母様がこの地上に来て、天と地の未知のすべての環境を開拓し、モデル的な基準を通じ、公式的「原理」を通じて、個人的な解放圏、氏族・民族・国家・世界・天宙的な解放圏まで成就なさった勝利の標的の上に、きょうこのような天宙平和の王 天正王宮即位式を挙げられる起点の焦点の位置に立ち、この聖殿、この宮殿をお父様の前に奉献いたします。(529-239, 2006.6.13)
すべての人類に代わり、すべての天の聖人、聖徒と先祖を代表して、末端の最後にすべてを成就して清算しようとなさる救世主、メシヤ、再臨主、真の父母の王権の礎を完成の基盤の上に呈上し奉献いたしますので、永遠無窮に主人たる権限を備え、エデンの園における不備な立場の悲しい歴史を完全に清算して余りある解放・釈放の喜びをもって万有を主管する愛の、永遠なる主人と永遠なる皇帝の権限をもって、万世末長く主管する主人となってくださいますよう、真の父母はすべての万有の億兆蒼生の生命圏の上に花となり、実となることができますよう、この時間、お父様の前にこのすベての全体を奉献いたしますので、切に、切に、切に奉献いたしますので、喜びをもってお受けくださることを真の父母のみ名により、厳かに呈上し、御報告申し上げます。(529-240, 2006.6.13)
天正宮博物館入宮戴冠式の時、神様の座はどうしたでしょうか。昔、王権即位式をした時は、神様の座を置きました。神様の座まで椅子をつくって置いたのですが、今回は椅子なしに行いました。入宮式の時はそうでしたが、戴冠式の時は神様と真の父母が一つとなったのです。垂直に連結しました。垂直は一点です。一点で先生が座るので、内外が合うのです。行事の前に急に霊界から命令が来てそうしたのです。(529-273, 2006.6.14)
天正宮博物館入宮式のその日からは、霊界でも先生が見えない天の前に敬拝することはできないというのです。実体の中心となることが、創造目的を果たすことなのですが、完成するようになれば自動的に神様が入ってきて、今後それ以上の問題は、祈祷をしなくても自動的に神様が指導するので解決されていくようになります。それゆえ、今後の世界は先生一人で解決するのではありません。一体となって、神様の指導のもとで、なしていかなければならないのです。(537-197, 2006.9.1)
第三次アダムが来て、旧約時代・新約時代・成約時代を完結し、第四次アダム心情の解放世界になっていく時に、地上・天上天国が一つになります。ですから、神様が再臨主を中心としてアダム時代について行くだけでなく、ついに再臨主が勝利の場で神様をお迎えすることによって、偽りの父母が塞いでいたものを開き、定着できるようになったので、完全解放・釈放時代になるのです。神様が愛と生命と血統の根本なので、皆さんはその根本を中心として愛と生命が合わさった血統の結実体にならなければなりません。そのように自分が父母と一つになったという一体の心情が、すべてを克服しても余りあるものでなければなりません。そうすれば、神様が訪ねてきて、愛をもって直接対することができるのです。(573-34, 2007.8.20)
お母様が家庭理想を教育する責任を全うしなければなりません。お母様の召命的責任が重要であるということを知らなければなりません。お父様の責任が、天地の秘密を究明し、万民が解放されて天国に行くことのできる直通の高速道路をつくることだとすれば、その上において、お母様(の責任)は息子を育てて、エデンの園から追い出した夫に会うことです。皆さんは今、祝福は受けましたが、国がないので入籍できず、登録ができませんでした。40年にわたって突き進んできたのです。ですから、どこへ行っても迫害を受け、どこへ行っても蔑まれてきましたが、これからはここに天正宮博物館ができ、アーヂュ(我住)、主人が暮らすことのできる自分の家ができたのです。祈祷をしても望みはありません。これからは祈祷が必要ありません。実践だけが残されているのです。(538-267, 2006.9.16)