(RS-06) 神韓国のための天地人真の父母様主管天一国指導者特別集会
天一国5年天暦10月28日(陽12.15)天正宮博物館
私たちが行くべき道は一つの道であり、私たちの目的地も一つです。私は1943年に生まれ、(韓半島は)1945年に解放されました。その後、民主と共産に南北が分断されました。しかし私が神様の娘として生まれるべき環境が、以北を中心としてありました。以北の体制は共産主義体制であり、神様はいないという(環境圏です)。6000年前に天が求められた独り娘が、そこでは安全に成長することができないため、神様は私を(保護するため)南下せざるを得ない道に導かれました。
その時の記憶がはっきりとあります。私が6歳の時でした。以北の共産党は南下させまいと、田畑を耕し、一方の足を上げれば片方の足は沈んでしまうような、でこぼこした地面をつくっていました。ところで三人の母子(趙元模おばあさん、洪順愛大母様、真のお母様)が無事に故郷を発ち南下する途中、38度線となるその地域に道が見えました。その時、私が風邪をひいてしまったため、農家に寄って水を飲みました。その時、一人で下ってきた人は目的地に向かって走って行きました。38度線を越えました。しかし私は幼く、結局捕まってしまいました。捕らえられたのは、女性や子供だけなので、「どこに行くのか。故郷に帰りなさい」と言いながら放してくれました。そうして、夜中に案内者を通じて38度線を越えました。その時、南韓では警備が厳しかったのです。私はその時、か細い声で歌を歌っていました。ところが人の気配がするので、(兵士らは)銃を構えていました。ところが子供の声が聞こえるので、撃つのをやめ、待ってくれました。そうして無事に38度線を越えて来ました。
私がきょう、皆さんにお願いしたいのは、道が決まり、目的地が決まったのですから、機会を失ってはならないというのです。今この時に天が願われることは、私と共に成すということです。・・・・・・2000年のキリスト教歴史は、多くの過ちを犯しました。いかにしてキリスト教圏内から共産主義が出てきたのでしょうか。キリスト教圏で互いに違う宗教が出てくるのでしょうか。道は一つなのに、どうしてこのように多くの道が生じたのでしょうか。一言で言えば、中心がありませんでした。
霊眼が開いた人は私が誰であるか分かります。私は50年間待って、「私が独り娘である」と宣布しました。人類は独り娘の誕生と共に、真の父母様に出会うことなくして天の前に出て行くことはできません。今や全てのことを教えてあげました。
世界のあらゆる義人が、志ある人々が、(復帰されて)一年にもならず、数ヶ月にしかならない人々がこのように決心し、取り組んでいます。ところが摂理の祖国であるこの国、さらには50年以上真の父母を信じ従ってきた、現在を生きている祝福家庭がいる国、2020年に国家の復帰をする自信がありますか?……皆さんは、変わらなければなりません。……この国を天が探し立てるまで多くのご苦労をされ、この韓民族を見ても受難の歴史でした。平和なひと時がありませんでした。そのようなこの国を天は祝福されました。真の父母が誕生し、真の父母によって新たな血統、祝福家庭がたくさん誕生しました。祝福家庭は努力をしてきました。世界的に出て行って国家メシヤの責任を果たすために多くの苦労をしました。しかし、問題は、天が願われる環境圏をつくって差し上げることはできませんでした。今日のキリスト教が行く道は塞がってしまい、崖っぷちに立っています。彼らにとって救世主は独り娘、私なのです。長い間天を信じ、精誠を捧げ従ってきた純粋で純潔な指導者は、すぐに私(が誰であるか)に気付きます。私が何か語らなくとも心で感じます。……ですから、結論は、天の前に面目を立てるこの国となるべきであり、世界の前に神様の祖国であるという名を受けたこの国が、中心に立つためには責任を果たさなければなりません。世界の前に見せることができなくてはなりません。……すぐに目的地に向かって走って行けばよいのです。事情がどうだこうだと言って遠回りすることができない現実だというのです。
ですから、私はきょう、もう一度皆さんの決心を問いたいと思います。国家の復帰をしますか。私は最初に皆さんにこのようにお願いしました。私たち家庭連合は、神霊と真理で教会が24時間明かりが消えることのない、食口はもちろんのこと、全ての人々がその光を見れば入ってみたいと思い、行きたいと思うそのような場所になるように、皆さんが精誠を捧げることをお願いしました。・・・・・・神霊と真理で進んで行こうと話したのですが、皆さん韓国の牧会者たちは清平をどれだけ愛したでしょうか。皆さんは三時代をまとめることのできる中心位置にいるのです。……皆さんの子孫たちが蕩減のない世界で生きることができるようにつくってあげる責任があるのです。
……皆さんの先祖を解怨、祝福してあげなければなりません。皆さんがどれだけ霊界を実感しているのか分かりませんが、驚くべき奇跡のような役事が起こっています。……皆さんは祝福を受けた位置にいることは間違いありません。
……韓国協会ではありません。神韓国家庭連合です。新しい「新」ではありません。神様に、天の父母様に侍る家庭連合です。侍るにおいて、神様が住まわれ、真の父母様が住まわれ得る最小単位が国です。国家です。私は瞬間、とても気持ちが塞ぎました。天の前にとても申し訳ない思いになりました。天がこの一時のためにどれだけ待ち、耐えてこられながら、勝利の一日を願っておられるのに、あまりにも微弱です。あまりにも…。いつも天の前に心配の対象となっているその立場に留まっていてはいけません。
それで私は天の前に祈りました。神様の祖国を探したてるためには、変わらなければなりません。それで、韓国、この国を大陸として見て、五つの地区に分けようと思います。その地区は国家の資格です。韓国という大陸の中において国家になるのです。1地区、2地区、3地区、4地区、5地区、5つの国となるのです。……これからは一世と二世、三世が共に一つとなる組織をつくるべきであると考えました。
……それで5つの地区で、どこがより国家の復帰に向けて高地を奪還できるかを私は見ようと思います。……この時代を共に歩んだ指導者の祝福家庭の皆さんが、みな天の前に、父母様の前に孝子、孝女、忠臣の称号を授かることができる瞬間です。父母が生きておられる時にこそ、孝子、孝女がいるのであり、忠臣がいるのです。分かりましたか。
……これからはよそ見をしていてはいけません。直進です!目標に向かって最短距離で突き進んで行かなければなりません。分かりましたか。